トクヴィル『アメリカのデモクラシー』が、予定より遅れて、ようやく到着しました。この夏に、研究会の輪読部会で仲間たちと、同書をもとに議論する予定です。古典に挑むのは簡単ではありませんが、必ず実りがあると思います。



 議会を開放して、自習室として提供する取り組み。面白いですね。一部の議員からは批判がありそうですが、私は賛成です。小中学生を対象とした「子ども議会」も私は賛成派ですし、どんどん推進したらいいと思っています。



 埼玉県三郷市の市議会議員選挙にて、以前、選挙を共に戦った方が出馬され、見事に当選を果たされました。そんな三郷市議会議員選挙の投票率が、まさに参議院選挙の後押しで、大きく上昇していました。20ポイント近くあがり、56.18%。


 トップ当選は、元職の柴田ごいち氏。国民民主党所属で、7,386票。7位で、NHK党の日高ちほ氏が当選されています。ここで、国民民主党所属の方がトップ当選を果たされるのは、東海道新幹線圏域での、同党の強さがうかがえます。



 最後にこのニュース。台湾では日本の政治について非常に関心をもって伝えられています。また、学術分野での研究も熱心です。今秋には、安倍晋三研究センターが、名門国立台湾政治大学に設置される予定であります。


 そんな台湾の教授が、参政党の躍進は「短期的な現象である」と分析しています。私も、同意します。ただし、参政党は「地方から中央へ」支持を拡大してきた背景があり、地盤が弱いというわけではないように思います。


 いずれにせよ、衆参両院で過半数割れとなり、政治的には安定性を欠く事態となりました。今後は、野党が過半数割れの与党に対して、非常に厳しく政策実現を迫るでしょう。我々国民は、議論を見守り、正気を保つことが重要です。