令和7年各務原市議会第1回定例会が本日10時より開会した。傍聴席には4月の市長選挙に立候補を表明している杉山前議員や共産党各務原市議団の永治前議員の姿があった。


 冒頭、浅野健司市長から開会の挨拶があり、新しい顔ぶれに、20代が2名、全員出席のもと議会が開会できることに対して喜びの言葉を述べた。


 次に、地方自治法第107条に則り、年長者が臨時議長に選任された。引き続き、水野盛俊臨時議長のもとで議長選挙が行われ、川島一生議員が19票を獲得し議長に選出された。なお、古川明美議員は5票を得た。


 議長からは各務原市のルールを決める議会である、子どもたちに恥じぬ議会運営をしていく旨の挨拶あった。休憩後、副議長の選挙が行われ、吉岡健議員が19票を獲得し副議長に選出された。なお、城戸隆志議員は5票を獲得した。


 会派代表による協議が行われるため途中で暫時休憩となった。傍聴に来ていた前議員らと現職の「市民派」議員らが傍聴席外で交流していた。どうやら、正副議長選挙において19-5になったことに対して「議会改革が全く進んでいない」との議論だったようだ。


 なお市民派・チームみらいへの会派入りがSNSで発信されていた谷川昌義議員は取りやめを発表しており、そのことに対する不満の声も聞こえてきた。公然とされる批判に正直呆れてしまった。


 休憩前に引き続き常任委員の選任と議院運営委員の選任がなされた。そして、各委員会に分かれ日程調整などが行われた。議会は13時20分を再開として暫時休憩となった。


 再会後は市長から議案の説明があり、基本的には予算案の通りの内容が話された。陳情、請願以外までを40分以上にわたり1人で読み上げられており疲労の色を感じた。



 各務原市の令和7年度予算案について上記のリンクから確認できる。「わかりやすい」予算書と表紙があるように確かに分かりやすい作りになっている。


 特に私が気になったところは、子ども子育て支援事業の放課後児童クラブ運営事業と保育施設等整備事業、住み続けたいまちづくり事業のまちなかウォーカブラ推進事業である。自治会活動の持続可能性強化に向けた取り組みもなされるとのことでよく研究に活かしたいとおもう。



 本日の定例会は協議事項が多いため、休憩が多く途中で小学校に妹を迎えに行った。15時15分に再開されるため、以後はオンラインで傍聴する予定だ。



 議会をネットで傍聴。やはりリラックスできる。しかしながら、議場の臨場感や議員、執行部の動きの全体を見ることができない。発言している人は分かるのだが、何について話しているのか伝わりづらい。オンライン傍聴の改善も研究しようと思う。