(桜を撮影する友人 2022年4月)


(新境川堤百十郎桜 2024年4月)


(JCI各務原主催事業ボランティア① 2024年4月)


(JCI各務原主催事業ボランティア② 2024年4月)


(JCI各務原主催事業ボランティア③ 2024年4月)


(松原社長と 2024年4月)


 木曽川水系の一級河川である新境川は、1930年(昭和5年)3月に完成した、治水対策として人工的に開削された放水路である。100年近くに渡って我々を災害から守ってきた。


 また新境川堤の桜は、地元出身の歌舞伎役者である市川百十郎が苗木を合計1,200本寄贈したことから「百十郎桜」と呼ばれている。なお「日本さくら名所100選」にも選ばれている。


 母校である那加第二小学校、桜丘中学校の西に新境川が流れており、新境川と共に、そして春には百十郎桜と共に生活してきた。私にとっても、地域住民にとっても、かけがえのない存在である。


 しかしながら近年の異常気象により治水事業の再構築が求められている。また、豪雨豪風により桜の枝が折れたり、腐ったりしている現状がある。次世代にこの桜を残していきたい。


 観光資源としても有効活用されており、第49回各務原市桜まつりが3月29日から4月6日まで予定されている。大渋滞、大混雑になるが1人でも多くの方に美しい桜を楽しんでいただきたい。



 そんな中、桜な老木化によって「桜まつり」が中止される事例が報じられた。三重県四日市市の海蔵川沿い1.5Kmにわたり500本の桜が植えられている。昭和30年頃に植えられた250本のうち4分の3が倒木のおそれがあるという。


 1963年(昭和38年)に植樹が開始された百十郎桜も他人事ではない。また戦時中には物資不足で大量に伐採された歴史がある。各務原市においても、治水のため、観光資源確保のため老木調査を実施していただきたい。


 百十郎桜の保全、有効な治水は私が各務原市に議員として貢献したいと志望する際の重要なテーマの一つである。「歴史に学び、今を生き、未来を創る」、各務原市の、岐阜県の、そして我が国日本の未来を担って行きたい。