5日前に畑で檸檬を収穫し、角砂糖と蜂蜜に漬けていました。ちょっと早いかもしれませんが味見。妹たちとレモネードを楽しみました照れ


 さて、1年は何日でしょうか。


 基本的には、365日ですよね。けれど、1年は16日だそうです。はて、私は何を言っているのでしょう。ちょっと説明します。


 19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネが発案した「ジャネの法則」。ジャネによれば、「人生のある時期に感じる時間の長さは年齢の逆数に比例する」そうです。すなわち、計算は「365÷年齢」という非常に単純なもの。ゆえに、22歳の私は1年を16日に感じるということ。


 多くの大人たち(私も含めて)は、異口同音に「もう年末か」「もう12月やん」「え、もう1年が過ぎたの?」と言うでしょう。「ジャネの法則」に従えば、50歳で1年を1週間に感じるので、そういうのも無理はないのです。


 人間の「体感時間」は上で説明した通りです。では、他の動物はどのように時間の流れを感じているのでしょうか。興味深い書籍を紹介したいと思います。



 それがこちらの『ゾウの時間 ねずみの時間 サイズの生物学』です。この書籍は、東京工業大学の名誉教授である本川達雄先生が執筆されたものです。以下に、中公新書より書籍の説明文を引用します。


 「動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。」


 「時間」って何なのでしょうね照れ


 岐阜は猛吹雪です。皆様もお車の運転等、お気をつけください。