通学中に衝撃的なニュースに接した。中国人の男が靖國神社の石柱に落書きをしたというもの。彼は既に中華人民共和国に帰国しているという。正確な例では無いが、例えば天安門広場で毛沢東の肖像画にカラーボールを投げたらどんな反応が来るだろう。極刑も免れないのではないだろうか。日本政府としても本件に対して特段、厳正に対応していただきたい。

 靖國神社のHPによれば、靖国神社には、吉田松陰、橋本左内、坂本龍馬など明治維新に先立って国事に奔走した幕末の志士をはじめ、戊辰戦争、西南戦争などの殉難者、さらには日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などで戦没された方々が祀られている。また、祀られている御祭神は軍人・軍属ばかりでなく、文官、民間人、女性、児童、幼児、台湾・朝鮮出身者などを含め、全部で246万6千余柱が祀られている。このように多くの方々の神霊が、身分・勲功・男女の区別なく、祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として一律平等に祀られているのは、靖国神社の目的が唯一、『国家のために一命を捧げられた方々を慰霊顕彰すること』にあるからである。

 今回の中華人民共和国籍の男の行為は全く、恥知らずの冒涜だ。我々は、先祖がつくりあげてきた歴史という土台のもとにあることを忘れてはならない。

 さらに言えば、中華思想を語り、アジアの文化的支柱であったはずの大国がここまで落ちぶれてしまったのかと。経済的な豊かさを盲目的に追い求め、思想も文化も捨て去ってしまったのかと。残念至極だ。

 中華人民共和国の出身者でも素敵な方々が居るのは私も身をもって感じている。しかし、こういった人物がいることでその国の評価は、急落する。これは、中華人民共和国の出身者に限る話ではない。海外での言動というのは、ある種「代表性」を伴った視点で見られる。

 仮にも靖國神社が日本の軍国主義や侵略戦争の精神的支柱、象徴と言う議論があったとして。その論者だからといって、他国の英霊を冒涜してはならない。英霊が祀られている場所をどんな理由があれ冒涜し、破壊し、汚すことは許されない。繰り返すが、我々は良い歴史も悪い歴史もある「歴史」のもとに生かされているのだ。歴史に学び、現在を、未来を生きているのだ。

 本件に関係した者たちは、日本への入国を永遠に禁じて欲しい。そう、切望する。



中井くんがお菓子をくれました照れ

大阪のお土産です!ありがとうね!



 これは台湾留学前にどうしてもと思い参拝した時の写真である。英霊が安らかに眠られることを願ってやまない。明日に価値ある日本を次世代に繋いでいく。