今朝は7時半に起床した私
眠い眠い目を擦りながらコンビニへ
朝ごはんとお茶とバナナを購入
レジが壊れていたらしくLINE Payが使用できず
一旦、寮に戻って財布を持って
再び、セブンイレブンへ
今日はなんといっても
第16期総統選挙並びに第11回立法委員選挙
幸運なことに留学中の台中科技大学が
北区の投票所になっており、朝から観察
第1138投票所と第1139投票所が構内に設置
投票は8時から16時までの8時間のみ
期日前投票や郵便投票はありません
故に、外国から台湾へ投票帰国する方も多いです
そして、台湾の公職選挙法は日本のものより
非常に曖昧で分かりづらさがあります
最も感じた違いはグッズです
台湾では、1つ当たり30元以内であれば
旗でも、帽子でも、お弁当でも、おもちゃでも
無償で配ることが可能です
故に昨日も多くのものをいただいたわけです
昨晩数えると10本の旗をゲットしていました
これは、朝刊です
やはり一面は全て総統選挙関連ですね
自由時報は与党・民進党に近く
中国時報は野党・国民党に近く
聯合報は国民党よりとされるが
日経新聞のような経済系の新聞
さて、腹ごしらえをして
近くの別の投票所視察へ
台中科技のお隣にある太平国民小学校
こちらも投票所となっています
そして、一中街に聳える
台中で1番賢い台中一中にも投票所があります
意外と近くにあるものですね
さてさて、開票速報はYouTubeで
と思っていた私ですが…
やはり気になるのは
どのように開票されるのかですよね
じゃじゃーん!なんということでしょうか
第1138投票所と第1139投票所の
開票を共に見届けることができました
まさかまさか、こんな目の前で歴史的瞬間を
泣きそうなくらい嬉しかったです
そして、寮の1階ロビーにあるモニター
そこにも、投票の速報が流れていました
寮の幹部たちが「次は4年後の2028年だ」と
柯文哲候補の劣勢を前にしていました
やはり若者からの圧倒的な人気を誇る柯文哲氏
同学に聞くと多くの方々が「kp」を推します
そして、2枚目の写真のインタビューを
受けている男性は、台北の立法委員!
柯文哲氏が台北市長だったころ
彼はよくお土産を持って議会へ行き
そして、柯文𠵍を困らせた相手
ただ、裏ではとっても仲がいいです
貴重な映像です、開票作業
日本人留学生全員での晩御飯
もうすぐ留学がおわって
私を含む3人が日本へ帰国します
本当にあっという間だったな
でも、それ以上に中身のある時間だった
みんなありがとう
https://mainichi.jp/articles/20240113/k00/00m/030/084000c?fm=line
さて、日本でも注目された台湾総統選挙
結果は
与党民進党の賴清德総統&蕭美琴副総統誕生
今回の賴総統誕生により
・初、同じ党が3期連続政権につく
・初、副総統が総統になる
票数は順に
賴氏 5,586,019票(40.05%)
侯氏 4,671,021票(33.49%)
柯氏 3,690,466票(26.46%)
投票率は71.86%
立法委員は
民進党:51(-11)
国民党:52(+15)
民衆党:8(+3)
無所属:2(-3)
いずれも出典は自由時報2024/1/14朝刊より
私の印象は「意外と民進党が票を得た」です
特に若者の間では家賃高騰や低賃金で
現政権に対する批判が強く
新しい選択肢、クリーンな政治を望む声
故に民衆党に対する支持が若者層に多かった
けれどもその民衆党は
総統選挙においては第三位
議席としても+3にとどまり
予想以上に劣勢にたたされた印象
少なくとも立法委員は二桁に乗ると
私は思っていました
ちなみに一部の友人は
「台湾から脱出せねば」
「台湾から移住したい」など
賴総統に対してアレルギーを見せました
やはり彼らは対中関係が気になるようで
強行姿勢を維持することが明確な政権
故に、それによる安全保障上の懸念があるようです
先程示した通り、どの政党も過半数を取れず
法案通過のためにどのような工夫がされるのか
これから非常に楽しみであります
その上で8議席を獲得した民衆党の役割は大きく
彼らの姿勢がどのようになるのか
それによって大きく政治が動くでしょう
また、それにより2028年の総統選挙に
小さくない影響を及ぼすでしょう
今後も台湾政治に目が離せません
帰国後、本格的に研究を加速させます
ではまた!
この日、握手できてよかった
またお会いしましょう
ただ、昨日お会いした立法委員は落選
特に台中市は国民党が票を伸ばしました
(2024.01.14 8:44編集完了)