<大歳競馬場>
大歳競馬場は地方競馬規則基づく競馬場として昭和2年開設、同年秋季から昭和5年秋季開催まで競馬を開催。湯田競馬場に移転、廃止。
その所在地は明であるが、山口県内に大歳の地名をもつ場所は、周南市、周防大島町及び山口市の湯田温泉の隣駅の大歳駅がある。大歳競馬の主催者は湯田競馬の主催者と同じ吉敷郡・山口市産馬畜産組合であるので、湯田競馬場の近隣にあったと思われる。
馬場の規模は不詳。
<湯田競馬場>昭和22年9月23日撮影。USA-R507-3-49
湯田競馬場は昭和8年に大歳競馬場から、山口市大字下宇野令字彼岸田に移転、開設。昭和8年12月23日から競馬を開催。昭和13年秋季開催をもって、軍馬資源保護法の施行に伴い廃止された。
馬場の1周は1000m、現在地は山口市泉町周辺。
<柳井競馬場>
柳井競馬場は、地方競馬法に基づく競馬場として開設され、昭和22年から開催を始めた。次いで、競馬法に基づく競馬を開催した。昭和24年の開催をもって廃止。跡地は馬場をそのまま使用して、山陽オートレース場の前身である柳井オートレース場になったという。
空中写真は、昭和22年撮影のUSA-R516--1-44 には馬場らしきものがない。昭和36年、37年撮影(MCG626-C10-18 )のものには馬場らしきものがあるが、オートレースのコースかもしれない。
馬場の規模は不明。現在地は、柳井市柳井。
なお、柳井競馬場と下関競馬場(小月競馬場)の関係であるが、柳井競馬場は下関(小月)競馬場が競馬を開催していなかった間だけ競馬を開催している。地方競馬史第1巻では、この間を下関競馬場の「休場」としているが、1県内の競馬場の数の法令による規制を考えると、小月競馬場が柳井競馬場に移転し、柳井競馬場が下関競馬場に移転したというのが正確な事実ではないかと思われる。
<下関競馬場(小月競馬場)>昭和22年10月4日撮影。USA-R515-2-99
下関競馬場は所在地の名をとって小月競馬場とも言う。昭和5年に地方競馬規則による許可を受けて、翌年5月23日から競馬を開催。軍馬資源保護法、地方競馬法に基づく競馬を開催したが、昭和22年の開催をもって一旦閉鎖。柳井競馬場の廃止、移転という形で、昭和25年から競馬法に基づく地方競馬場として再開設し、競馬開催を開始。昭和38年の開催をもって廃止。
廃止前年の空中写真は、昭和37年5月22日撮影のMCG624-C2-6 。
馬場の1周は1000m。現在地は下関市小月小島1丁目のシマノ工場。
<宇部競馬場>昭和23年6月7日撮影。USA-R47-3A-27
宇部競馬場は、地方競馬法に基づく競馬場として開設され、昭和23年から競馬を開催した。引き続き、競馬法に基づく地方競馬場として開催を続け、昭和28年の開催をもって廃止された。
馬場は1周1200M。現在地は宇部市際波。


