ごきげんいかがですか?なつこです。

はるこの不登校でいろんなことが次々に起こり
必死で乗り越えて乗り越えて乗り切りました。
その中で自分の過去も振り返らざるを得なく
ふと思ったことがあります。

私世代は「我慢は美徳」と教育されて
学校は嫌でもなんでも行かなきゃいけなかったし
会社は病気以外で有給休暇使えなかったし
今なら大問題になるパワハラやセクハラも
我慢しつつうまく立ち回るのが
正解とされていました。
いわゆる「オヤジ転がし」とか。
私は可愛がられてると思ってましたがてへぺろ

その「オヤジ」の年齢になってみて
やはり可愛げって大事だったと思います。
勝ち気でアグレッシブだけど素直、みたいな。
もちろん男女問わずにね。
当時はそこに「女であること」があったから
面談なことになっただけで。

話を戻して、とにかく滅私奉公が良しとされて
今の若い子の感覚とは真逆だなーと感じてます。
それが社内(私世代が多い)で軋轢を生んでいる
原因のような気がします。

今はもうあまり見かけないそうですが
二宮尊徳の銅像が小学校にありました。
どんな環境下でも勉強を欠かさなかったという
有名な人ですね。蛍の光、窓の月〜ルンルン的な。
勤勉、忍耐、あとなんか忘れたけれど
「我慢は美徳」みたいなことを言われたような。

今の私は視点が変わったのか
本当はそこじゃないんじゃない?と。
尊徳さん、勉強が好きなことだったから
工夫してでも出来たんじゃないの?
別に我慢とか忍耐じゃなかったんでは?
なんて思うのです。
ついでに発達障害だったんじゃない?とも(笑)

我慢を美徳として育った私世代は
メンタルバランスを大人になって崩した
最初の世代かもしれません。



2000年に入ってから患者数が急増。

ちょうど私が30歳を超えた頃にあたります。

2000年問題や急速なシステム導入の頃で

今のような労働環境整備がされておらず

システム業界はうつ病や身体を壊す人続出、

友達はうつ病になり、私も身体を壊しました。

我慢する人って真面目で頑張り屋さん。
たぶん学生時代も必死で勉強したタイプ。
学校が嫌でもなんとか登校したタイプ。
その時はなんとかなったけれど
我慢に我慢を重ねて大人になってから
病気になったのかもなーと思い返しています。

好き放題やるのはこれまた話が違いますが
「我慢は美徳なのか?」
不登校の子どもを1年観察してみて
疑問を持つようになったのでした。