ごきげんいかがですか?なつこです。
 
老眼になってから本を読むのが面倒になり
その割に読みたい本がどんどん出てきて
3冊同時期に読むという荒業実行中。
 
こちらの本はあまりにも驚きばかりで
先に読み終えてしまいました。
 
 
著者の方は元々教育関係の仕事をされていて
息子さんが発達障害だとわかったことで
発達障害について学びなおして専門家の道へ。
当事者としての葛藤と工夫と実践と結果から
いろいろとアドバイスを書いている本です。
 
未就学児から対応方法が書いてあって
中学生以降のことは少なめですが
■ゲームやスマホとの付き合い方
■宿題・提出物の対応方法
■国語・文章題ができるようになるには
などなど、ピンポイントで参考になりました。
 
当事者で専門家として実践したことが
本当にわかりやすいし取り入れやすい!
確かにそうだよね、こうすればいいのか、
が豊富にあって参考になります。
特に「子育てコラム」は本文以上に役立つし
共感させられる内容でした。
「育てるの、大変ですよね」ということが
随所に染み込んでいて泣けました。
 
著者の方が全国展開している
特性のある子向け個人塾が気になりました。
我が家からはかなり遠いところばかりなので
ちょっと無理なんですけど参考までに。
本を読み終えて
「やはりはるこは発達障害なんだな」
とあらためて実感しました。
本の中に書いてあるお子さんの特徴が
あまりにもはること同じでびっくり。
 
■おもちゃに興味を示さない
■歩きたがらない。いつもバギーに乗りたがる。
<小学校以降>
■黒板をノートに書き写せない。
■テストで点数を取れない。
■文章題がとけない。
 
これって発達障害の子あるあるらしく。
後半3つはワーキングメモリが低いことで
起こってしまう問題らしいです。納得!
 
赤ちゃん時代から「なにかが違う」と感じて
でもそれがなにかわかりませんでした。
どの育児書も合わないので読むのをやめて
はるこに合う方法を模索してきました。
 
幼稚園受験でモンテッソーリ系のお教室で
手先をがっつり使わせたり、
小学校受験で体操教室や美術教室に入れて
運動や巧緻性をかなり特訓したこと、
目の動かし方に疑問を持って数年間ほど
「ビジョントレーニング」をやったこと、
iPad使用について話し合ってルールを決め
破ったら問答無用で使用禁止にしたこと、
そして今回の不登校に対する対応も
実は「発達障害への正しい対応方法」で
やってよかったことのようです。
 
先日はるこの主治医に
「その時の最善策を取ってきているのでは?」
と言われたことは本当だったのかも。
あらためてホッとしました。
そしてこちらの本をもっと早くに知って
発達障害の子に合う方法を取れていたら
もしかしたら不登校にならなかったのかな
・・・・・いや、それはないな(笑)
 
とにかく一般的な学習方法は無理だと
はっきりわかったことでスッキリしました。
はるこに合う方法をこれからも模索します。