みなさま こんにちは
ライフデザインコーチ かとうかよです。
先日、CAPおとなのワークショップというのに参加してきました。
CAPって、ご存知ですか？
CAPとは、Child Assault Prevention の略だそうです。
子どもへの暴力防止の呼称で、
子どもがいじめ・虐待・体罰・誘拐・痴漢・性暴力など
様々な暴力から自分の心とからだを守る暴力防止のための
予防教育プログラム。
そのCAPのスペシャリストファシリテーターをやってて
ワークショップを池袋で開催するというので、
参加させていだきました。
普通は、小学校や中学校へ行って
子どもたちにするワークショップですが、今回は、
親や、教育事業従事者のためにされたようで、
たくさんのママさんたちが来られていました。
きっと、多くの人は、
子供のときに、親や先生から
「知らない人についていっちゃ駄目だよ」とか言われましたよね。
今もそれは当たり前なんだけれども、
今は、昔以上に、犯罪の手口が巧妙化している。
そして、暴力っていうのは、誘拐だけじゃなく
親からの虐待、
子供同士のいじめ、
教師からのパワハラ、セクハラ、
いろんな問題がたくさんありますね。
子供には、親切心や貢献感が強いので、
優しくしてあげようとするその純真な心を操った卑劣な犯罪があるのも事実。
でも、親や家族、周りの大人がガードするにも限界がありますよね。
今では、女の子だけでなく
男の子への性的な虐待にあったりもするわけで。
今回、参加したワークショップは
子どもたちへとてもシンプルに伝えられていました。
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私達人間には、
「安心」「自信」「自由」という３つの大きな権利がある。
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上記の3つは、どんな人でもすべての人間が
生まれながらに持っている権利なのです。
暴力を受けたり、受けそうになると
この３つの権利が奪われてしまう。
ワークショップでは、わかりやすく
実際の事例を寸劇などを通して、
説明してくださいました。
この３つの権利って、大人の社会でも
奪われる機会が多いですよね。
最近、自殺や訴訟など、
あらゆるハラスメントが原因になっているのも事実。
私達大人も、
昭和教育の価値観から
我慢や忍耐、過度な協調性など、
固まった概念もありますよね。
改めて、
他者への権利だけでなく、
自分自身に対しても、
安心、自信、自由なんて、
無視していること多かったなぁと
振り返る良い機会になりました。
そして、ワークを通して、
子供が陥りやすいケースを再現。
・知らない人へ声をかけられたときどうすれば良いか、や
・子供どうしのいじめに発展するやりとり、や
・逃げる手段、
・いやと言ってもいい考え方、
・大人（先生、警察など）へ相談すること、などなど
を実際の劇の中で、子供目線で
シミュレーションし、
どうすれば良いかのアイデアを出し合うこともやりました。
普段からシミュレーションして意識するって大切ですね。
大人は経験あっても、
子供は、そういうシチュエーションの経験がありません。
全く初めてだと動けなくなりますが
ある程度予備知識があるのとないのとでは大違いです。
そして
子供に相談されたとき、
悩みを打ち明けられたとき、どうすれば良いか？
これも実際にワークでやってみました。
似たようなのは、アドラー講座でもやりますが、
この聴く側の態度によって
子どもたちが人を信頼できるかどうか、
そして、大人が子供を救えるかどうかも大きく関わっています。
本当に、
参加してよかったなーと思えたワークショップでした。
このCAPプログラム、
東京都内の品川区の全部の小学校には導入されているとのこと、
多くの小中学校に入るといいなーと思います。
ご興味あれば、
ぜひ、CAPのホームページをご覧になってください。
CAPプログラムの詳細は、→こちらから
素晴らしいプログラムです。
そして、子供のサポーターになるためのプログラムもあるようですよ。
12月開催とまだ先ですが（年に一回らしく）
私、こちらが気になってます。
終了後にコーチ仲間で、ハイチーズ！
一番右がトキちゃんです。
さてさて、3月にワークショップ開催します。
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◆ココラボ倶楽部◆
心の勉強会を毎月開催しています。
3月は、
23日（土）10時〜12時
そのあと、希望者で、ランチ懇親会。
大宮で開催します。
申し込みスタートは、来週から。