アメブロ更新はお久しぶりです!
1ヶ月ほど前の話ですが、北野の「ローズガーデン」1階にあるイベントホール〈KITANO THE MAGNET〉にて、映画コミュニティが集うイベントがあると聞き、ぷらっと参加してきました。
この「ローズガーデン」はかの有名な安藤忠雄建築のひとつとして知られます。打ちっぱなしではなく煉瓦積みというところが一般的に知られるところの安藤建築とは一線を画し、まちなみとの調和が図られています。
「観る!語る!楽しむ!映画のユルいワークショップ」と題されたイベントで、入退室は自由、思い思いに映画の話ができる空間でした。
場内には懐かしの映画も含めてリーフレットがずらりと。
映画リーフレットって世界共通だと思ってませんでした!?
実はそうではなくて、リーフレットがあるのは日本と韓国くらいのことらしいのです。なのでサイズも国際規格に依らず、日本規格のB5サイズと決まっているのだとか。まさにトリビア、目から鱗の連続です!!
場内では軽いアイスブレイクのあと、神戸大学による映像文化継承の取組の紹介がありました。
神戸は日本映画発祥の地とされていまして、「サヨナラ×3」で有名な、かの映画評論家の淀川長治さんも神戸の出身。新開地の映画館を父親と巡ったことで映画好きになったというエピソードがあります。
かつてのような鮮烈なイメージが失せた神戸のまちで、まちのアイデンティティーを見出そうとする心意気に心打たれました。しかもこの企画の主催者は神戸市の職員が手弁当で実施したものというから、なお驚きです!
地道かもしれませんが、こういう活動が高く評価され、また、広く知らしめられる神戸市役所でなければなりません。




