名古屋鉄道は昨日の会見で名鉄名古屋再開発の計画概要を発表しました。
今回は号外として、発表内容のご紹介を中心に記すことにいたします。
↓↓過去記事も併せてご高覧ください↓↓
グランドビジョン。
写真右側の建物群が一斉に装いを改める。
まずはグランドビジョンです。
名古屋駅前の名鉄百貨店本店・近鉄名古屋ビル(近鉄パッセ)・名鉄バスターミナルビル(名鉄百貨店メンズ館)・大手町建物名古屋駅前ビル(旧名鉄セブン→名鉄百貨店ヤング館→現在のヤマダ電機LABI名古屋)までが太閤通北側、そしてその南側の名鉄レジャック(令和5年クローズ→解体済)・日本生命笹島ビルと名鉄では「地冷ビル」とよばれる地域冷暖房設備の入った建物(名鉄バスセンターおよびパーキングの入口にある建物)までの一連の施設、敷地面積32700㎡を一体として建て替えるというビックプロジェクトです。
さらにこれは建物だけでなく地下の名鉄名古屋駅の事実上の改築も兼ねており、現在は上下線路2本で捌いているものを4本にすることで、行き先別でわかりやすくなるとともに、おそらく交互発車が可能な構造になることでしょう。
事業主体はリードオフマン役の名鉄グループからは名鉄と名鉄都市開発の2社が参画、加えて近畿日本鉄道と近鉄不動産、日本生命保険の大阪資本も加わり5社で実施されます。名鉄だけで5400億円を投資、総延床面積52万㎡の巨大プロジェクトであります。
(出典:名古屋鉄道)
名鉄発表の資料によると、工事は2期に分かれまして、まず第1期は令和9年(2027年)に既存建物の解体をスタート、6年後の令和15年(2033年)に1期部分が竣工、その後は迅速に2期工事に着手し、令和22年(2040年)以降にグランドオープンという構想だそうです。それに伴い、先述の通りレジャックはクローズのうえ解体済、現在営業中の名鉄百貨店本店(本館・メンズ館)、名鉄グランドホテル・名鉄バスセンターは令和8年(2026年)3月までに順次クローズ、近鉄パッセも前にお伝えした通り同時期にクローズが決まっております。
↓↓過去記事も併せてご高覧ください↓↓
(出典:名古屋鉄道)
新築建物は南北に400mと長いものとなり、会見した髙﨑裕樹社長の発表ですと、太閤通北側には地上31階建ての172m、同南側には30階建の170mのビルが建つそうで、太閤通を跨ぐという性質上、ゲート性の高いデザインを検討しているとのことであります。北側低層部は商業中心で高層部にはオフィス、南側の低層部にはパーキングをメインにして高層部には名鉄によるラグジュアリークラスのホテルの開設が検討されているということです。
名駅通からみたイメージ。
(出典:名古屋鉄道)
工期の分割を考察する。
1期と2期を分ける考え方についてですが、通例では既存施設の営業へのダメージを最小限にすべく、部分的に建替がおこなわれますが、本件については再開発エリアのすべての建物について再来年に一斉除却することから、その方法は採られません。発表はされていませんが、察するにキーはおそらく地下にある駅舎。名鉄名古屋駅は名鉄百貨店の建物と複雑に絡み合う構造、かつ、かなり浅いところに駅があるので、相当の難工事が想定されます。現在の駅舎部分については地下部分の工事をせずにそのまま営業、令和15年の1期竣工の同時に2線を増設のうえ一旦そこに駅施設を移して現在の駅舎を解体のうえ上部に建物を新設する構造ではないかと思われます。名鉄名古屋駅の位置関係を考えるに、建物北側の西部分が「2期」に該当すると思われることから、東側の名駅通サイドのフロントは1期でお目見えすることでありましょう。
(出典:名古屋鉄道)
「名古屋」の良さを世界に。
「名鉄セブン」のオブジェから名古屋のシンボルに。
ナナちゃん人形の「去就」は未定とのこと。
↓↓過去記事も併せてご高覧ください↓↓
情報を総合するに、名鉄百貨店本店の完全クローズは既定路線の予定ですが、これについては断固として反対を申し述べておりますものの、再開発計画については強く期待をいたしております。たとえば京都駅ビルは京都の偉大さや寛容さを表現していて、ワクワク感がありますが、名古屋の持つ質感や温度……本当にどこにもない素敵なまちでありますので、そういうものが伝わる空間にしていただきたい、そして、髙﨑社長も会見で「まちに賑わいが滲み出るような」というような表現をされていたように記憶しておりますので、名駅〜ささしまライブの賑わい軸の構築、さらには柳橋から納屋橋、伏見方面への、胸躍る名古屋中心部へのいざないをしっかり促すような取組を考えていただきたいと思います。名鉄さんへの「お願い」を記せば尽きませんので、きょうはこんなところで止めておきましょう。
■〈55Labo〉無料相談所■
・MD戦略
・出店戦略
・接客、サービスコーチング
・プロダクトの販路開拓
・空港、駅などの出店用地
・ブランディング方法
・OMO戦略(店頭×EC)
など、お困りごとはありませんか?
私ども〈55Labo〉はアパレル系ショップの総合コンサルティング業務を中心におこなっています。
無料のご相談だけでもぜひお気軽にお寄せいただければと思います。
■〈GO-chin〉講演・執筆依頼募集■
・最新マーケット分析
・ショップ運営ポイント、トレンド
・ブランド化に至るケーススタディ
・地域共創の中でのショップ運営
・スタッフのスキル、マインドUP
など、アパレル系の総合コンサルだからこそできる幅広い内容!
ブログを記している「GO-chin」が直接講演、執筆します!!
先日は日本の食品業界のトレンドについての社内講演をおこないました。
みなさまのニーズに沿ったご相談でも、ブログ記事を深掘りした内容でも対応いたします。
〈55Labo〉を、みんなのチカラに!
※24時間以内に返信を心がけますが、内容によっては返信いたしかねる場合がございます。
g.osada.55labo@gmail.com








