ことし令和6年(2024年)4月23日に晴れて建替開業を果たした「中日ビル」記事の第2弾です。
↓↓前回記事↓↓
B1フロア。
B1は旧・中日ビル同様、「栄 森の地下街」に直結しています。
東山線・名城線の栄駅、桜通線の久屋大通駅や名鉄瀬戸線の栄町駅からも地下でダイレクトアクセスが可能です。
B1は「めし小路」というフロアを構成しています。
今池(千種区)の「天ぷら食堂たもん」のきしめん業態や新栄町(中区)に総本店を構えるあんかけスパの〈ユウゼン〉、名駅近くの柳橋(中村区)のチャイニーズ新業態・名古屋式汁なし担々麺を売りにする〈來杏china厨房〉などのなごやめしのほか、気軽に食べられる店が勢揃いです。
文化機能。
名古屋のオピニオンリーダーたる中日新聞社らしく、不動産で稼ぐのみならず、文化機能の充実も図っているのがこの建物の大きな魅力です。
4階および5階には中日新聞社直営の生涯学習施設「中日文化センター」が入ります。
昭和41年(1966年)の旧・中日ビル開業と同時に開設された老舗カルチャーセンターで、ワークショップができるロビーを備えるほか、10の一般教室、スタジオ4室、和室・音楽教室・絵画教室を各1室、合わせて17室の規模は日本最大級!!名古屋はもとより東海・北陸地方の文化学習のリードオフマン的存在です。
5階には15道県の名古屋事務所が集積する「全国物産観光センター」がオープン。
その中間には100坪もの規模で「全国センター広場」が設けられ、コミュニケーションスペースや各種催事への活用が図られています。
沖縄県名古屋事務所のエントランスには令和4年(2022年)のドラフト会議で1位指名で中日ドラゴンズに入団した同県読谷村(よみたんそん)出身の仲地礼亜(なかち れいあ)投手の応援タオルが!!
先日、7月31日の試合では育成出身の松木平優太(まつきひら ゆうた)投手(大阪市出身)がプロ初勝利を挙げています。幼い頃に両親がいなくなった彼の境遇、大好きなおばあちゃんと一緒に住む夢のために野球を頑張ると涙を流したヒーローインタビューは見ていて泣けました。仲地くんは怪我で今期初勝利はお預けになっていますが、松木平くんに負けず、大好きなふるさと沖縄に感動を届けられる大投手に育ってくれるのをひたすら楽しみに待ってます!!
↓↓仲地礼亜投手の紹介はこちら↓↓
↓↓松木平優太選手の紹介はこちら↓↓
ドラゴンズファンのみなさんには引き続きご一緒に応援できれば嬉しく、また、ファンでないみなさんにも、ドラゴンズの選手たちは本当にいい子揃いですので、ご興味を持っていただければ幸いです。
ショーウィンドーには沖縄の守り神・シーサーを被ったドラゴンズ一の人気者・ドアラが!!
ちなみに中日ドラゴンズは長らく1軍の春期キャンプを県内の北谷町(ちゃたんちょう)、2軍は読谷村でおこなっています。琉球新報を中心にした地元新聞社のみなさんには毎年ドラゴンズに紙面を大きく割いていただいていること、よく存じております。感謝に耐えません。
辰年のことし、鳥取県では県のかたちを竜に見立てて「とっとリュウ県」としてプロモーションをおこなっています。5月24日にバンテリンドームナゴヤで行われた中日ドラゴンズ-東京ヤクルトスワローズ戦(ドラゴンズ主催試合)では「竜」つながりということでスポンサードに入っていただき、県内における「竜」に因んだ魅力的なスポットを紹介されていました。
6階のカンファレンスフロアのロビーには、あたかもヨーロッパのまちなみのような栄の素晴らしい景観が拡がっています。説明するまでもありませんが、左から「ラシック」「名古屋栄三越」、そして令和6年(2026年)に開業を控える高さ211mの超高層ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」の工事が着々と進む光景を目にすることができます。同年にはアジア最大のスポーツの祭典「2026アジア・アジアパラ競技大会」が名古屋市を中心に開催されることが決まっていますが、まさにそれに向けてこのまちが大躍進していかんとする、力強い鉄骨の伸びです。
伝統ある中日劇場は閉館となりましたが、新ビルには「中日ホール」が設けられました。シアター・スクール・立食パーティー・展示会などあらゆる用途に対応していて、シアター時最大650席を収容することができます。
先の画像でお気づきの方も多いとは思いますが、、
旧・中日ビル正面玄関入ってすぐの吹き抜けの天井モザイク画「夜空の饗宴」の一部が保存され、ここに壁面モザイク画として展示されています。
これを見るまで、ここが「中日ビル」とは思いませんでしたが、やはりこのモザイク画を目にすると、自ずと懐かしの中日ビルの面影が蘇ります。
屋上…名古屋を堪能するひととき。
お待たせしました、屋上です。
あまりにも美し過ぎる光景が拡がっていて、これらの写真にはすべてタイトルつきでご紹介してまいります。
作品名「変化と不変」。
真新しい中日ビル、その屋上に集うひとびと。
でも、向かいの明治安田生命名古屋ビルやその奥に聳える栄のシンボル「中部電力MIRAI TOWER」と名を変えた名古屋テレビ塔という懐かしいとさえ思わせる景観……。
変わりゆくものと変わらざるものの良さが融合しているのが、このまちの最大の魅力だと、私は思います。
作品名「記憶」。
芝の円形はここに旧ビル時代、回転レストランがあったことに由来しているのだそう。わかるように残すのではないけれど、なんかしっくりきてしまう……。
人の記憶を大切にして紡ぎつづける懐の深さは、少なくとも私には真似ができるものではありません。
作品名「未来への胎動」。
変わらない景色に見えるけれど、200mを超えて高くなろうとする鉄骨が恰もテレビ塔に対峙するかのよう。
歴史あるテレビ塔も足下には「久屋大通パーク」としてファッションやグルメが愉しめる施設に。
栄の変化が感じられる1枚です。
作品名「ステージ」。
ステージなので観客と演者がいます。
観客は「名古屋に訪れるすべての人」、そして演者は「名古屋のまち」。ここに座るだけで名古屋のダイナミズムに触れ、夢心地で帰れる……
まさにここは訪れる人の感性を掻き立てる場所。
作品名「微笑」。
外国のような美しい景観は、シャンゼリゼから姉妹提携を持ちかけられたほど。
それなのに……決してそれを顕示するわけでも誇示するわけでもなく、いつもと変わらぬ微笑を浮かべて訪れるひとびとを迎えてくれるまち。
「派手」や「豪華」で他と競わず、あくまで等身大の「気」と「品」を纏った空間美。
作品名「刻(とき)」。
左手には栄の中心に建つ名古屋栄三越、その右手には伏見・本町のオフィス街、そしてさらに奥には名駅摩天楼が一望のうち。
それらをひとつの道が繋ぎます。
8代将軍吉宗の緊縮施策に唯一立ちはだかった7代尾張藩主・宗春公の輝きを今に伝える広小路通。
このまちを、もっと良くしたい!
このまちを、もっと輝かせたい!
歩んできた歴史があり、輝ける今があり、
そして世界に雄飛させたい未来。
熱い熱い名古屋の「刻」を、
みんなで、いっしょに。
最後に。
オープンリリースが出た当初は私も厳しく論評しましたが、実際に見て回ったら、思ったほど悪くないなということと、レストラン街の「SAKAE FUN SQUARE」など新たなサービス領域への挑戦も垣間見えたのはよかったです。
ただ、首都圏でよく見る都市型SCという域は拭えず、「名古屋らしさ」という部分では面白みに欠けるのかなと。
売上目標や実数は非公表ながら、おそらく苦戦は止むを得まいと考えます。事実、上層階のオフィスに勤めるワーカーを対象に飲食店舗の優待が受けられる特典を新設するなど、早くも集客に腐心しているようすが窺えます。
開業前の記事で私はテナントミックスの変動はありうるという見解を記しましたが、そこは現場を見たなかでもまったく変わっておりません。
他方、旧・中日ビルが今の栄のリードオフマンであることは誰もが認めるところ。栄で初の超高層建築物となった新・中日ビルへの期待感を捨て去るつもりは毛頭ありません。ブラッシュアップを通じてさらに輝く中日ビルになることを期待いたします。
▶︎次回の記事は8/5(月)に公開します。
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