韓国のビューティー市場が日本を席巻しています。



Yahoo!ニュースにもなっているこの記事によると、令和4年にはわが国の化粧品輸入額で初めてフランスを抜き国別トップに立ち、その額は775億円に。4500余りのメーカーに3万近いブランドがあって、世界でも8位につけるコスメ大国に成長しているのだそう。低価格に加えてトレンドを採り入れるのに長けていて、それが大きな強みになっているとのこと。加えて高麗人参など韓国ならではの原材料をウリにしている点も人気の秘訣ではないかと考えております。


翻り、私は前職でJapan Beautyをやらせてもらったご縁から、日本各地の素材に着眼した美容市場でなにか挑戦できないか、と考えています。


(※音声が入ります。ご注意ください)

神戸の水は六甲山の花崗岩砂礫層によって何十年も

磨かれた天然の抗酸化質を含んだ微硬水といわれる。


たとえばミネラル分豊富な「水」を使った美と健康に特化したミネラルウォーターは、従前の販路を超えた新たなマーケット開拓に繋げ、ヘアケアやスキンケアに繋げていく、そして美と健康に特化した宿泊施設の開設まで見据える、という構想であります。


これはただ単に「水を売る」というものにとどまりません。注目される地域資源に光を当て、地域をブランディングした暁に、ブランドレギュレーションの下でさまざまな施策を展開することにより、地域に人を呼び込み、活性化に繋げていこうと。


霊山として知られる那智山の奥地に位置する色川は

平維盛が落ち延びたという伝承がある。


和歌山県那智勝浦町の山間・色川では、食と環境を通じアレルギー症状の快復が期待されるのだそう。実際、この地区に住む人口のうち半数以上が移住者で占められていて、都市でアレルギー症状に悩む人々の多くを救ってきた実績があるそうです。ここでは無農薬・有機野菜が育てられているほか、米やお茶、レモンなども収穫されます。こういう希少な資源を活用したコスメやインナービューティーといったプロダクト開発も精力的に進めていきたい。


この国に数多ある地域資源にどう光を当てて輝かせていくのかを考えるにあたって、ビューティー(美)とウェルネス(健康)という観点は欠くことができぬと考えます。加えてその双方を掛け合わせてホリスティック(精神性も含めた全体美)へと導くときに、その地域に訪れ、五感を通じて土地の魅力に触れる…そのエクスペリエンスの積み重ねが、きっとわが国のプレゼンスを高めていくと信じます。



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