和歌山マリーナシティにはホテル・ヨットハーバーのほか、ホテル宿泊者は滞在中無料で使える「紀州黒潮温泉」、海鮮類が豊富な「黒潮市場」、産直フルーツが買える「紀ノ国フルーツ村」、そして地中海をイメージしたテーマパーク「ポルトヨーロッパ」で構成されています。
が、これらの施設が軒並み休業だったこともあり、ホテルのレンタサイクルを借りて散策してみました。
この可愛らしい自転車を宿泊者限定でレンタルできて、3時間300円、終日500円で利用できます。
海南市・黒江のまちなみ
ひとつめのオススメスポットはホテルから自転車で10分ほどの距離にある「黒江」です。
紀州漆器の里として知られる黒江の特徴は「のこぎりの刃」のようなまちなみ。
京町家のような風情ある建物が道路に対してやや斜めに建てられているのが当地の特徴です。台車などを置くスペースを確保するためらしいのですが、これがまた唯一無二の魅惑的な景観を形成しています。
黒江の代表的な観光スポットのひとつ、黒牛茶屋です。
昔の酒蔵を使った建物はまさに黒江のランドマーク。
椅子に使われている樽など酒造りに使う道具でつくられた「お休み処」。
お休み処のメニュー。基本的にフードの提供はしていないよう。
利き酒が100円〜とめちゃくちゃ安いです！！
隣接して販売スペースがあります。
店舗名にもなっている名手酒造店の地酒銘柄「黒牛」をはじめ、グッズも取り揃えています。
観音山フルーツパーラー
もうひとつ、ホテルから10分くらいの距離にあるのが「観音山フルーツパーラー 和歌山市店」。
フルーツの産地でもある和歌山・紀の川市のフルーツパーラーの和歌山市内唯一の店舗です。
神戸・三宮や東京・銀座や表参道にも出店する有名店ですが、やはり和歌山の食は和歌山で堪能したいと訪れました。
ここの目玉はやはりパフェ。
７月〜８月はブランド桃「あら川の桃」を使ったパフェが人気です。
産地である紀の川市の桃山町は紀の川がもたらす砂や小石で出来た平地で水捌けが良く、寒暖の差もないことから、古くから桃の栽培がさかんでした。
「あら川の桃」は大別して3品種あって、ジューシーで甘い桃は８月に出てくるそうです。
もうひとつ、和歌山といえばみかんということで「みかん農園サイダー」（400円）もオススメです。
糖度の高い紀州のみかんが果汁51%も含まれていて、どこにもないような果実感たっぷりのサイダーです。
このほかにもマリーナシティ周辺には和歌山でしか味わえない、体験できない場所も多くあります。和歌山マリーナシティホテルに訪れた際にはぜひサイクリングで和歌山の風を感じつつ、魅力的なスポットを探してみてください。
■黒牛茶屋
住所:和歌山県海南市黒江846
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定
アクセス:JR黒江駅から徒歩20分
■観音山フルーツパーラー 和歌山市店
住所:和歌山市毛見1130-9
営業時間:11:00〜16:00（土日祝〜17:00）
定休日:年末年始
アクセス:和歌山バス「競技場前」停すぐ
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