地場百貨店の閉店が相次ぐ中で、姫路の地場百貨店であったヤマトヤシキが「復活」したというニュースが飛び込んできました。



ヤマトヤシキ姫路店は1951年に姫路の商業の中心地・二階町で百貨店としての歴史をスタートさせました。姫路初の百貨店として賑わっていた時期もあったものの、500mほど離れた姫路駅前の山陽百貨店との熾烈な競争に商圏を奪われ、さらに2013年、JR姫路駅に隣接したピオレ姫路の開業で二階町地区の人流減少が決定的となり、18年に閉店となりました。その後はそごう破綻に伴い加古川そごう跡に入居した加古川店の単店体制となっていました。


「復活」と申しましても百貨店として、とは言い難く、僅か50㎡ほどの面積の店で、ギフトと特産品を中心に扱っているとのこと。おそらく姫路地区の顧客フォローの意味合いが強いと思われます。が、この「復活」は先にリンクを貼りました通り、地元紙の神戸新聞(姫路本社版)に写真入りで取り上げられるなど、姫路周辺では非常に注目されているのです。


(出典:神戸新聞)


百貨店がいかに長い時間を経て顧客や地域との結びつきを強めてきていたのか、改めて思い知らされます。ヤマトヤシキ姫路店跡にはマンション建設が決まっており一抹の寂しさはありますが、ヤマトヤシキには出店した50㎡の小型店を橋頭堡に、ぜひ二階町周辺にリバイバルしてほしいと念じます。姫路駅から姫路城までの半径500mほどに機能が集中し元気な商店街が牽引するわが国のコンパクトシティの手本のような素晴らしい姫路の街ではありますが、城を訪れる高感度な国内外の方々にトレンドやラグジュアリーを提案するショップはそう多くありません。ヤマトヤシキには百貨店としての取引経路をフル活用しつつバイイングを強化し、将来的には500㎡〜1000㎡程度のショップを複数出店、城下町かつ山陽道の宿場町として栄えた二階町に再びローズレッドのハートマークがいくつも掲げられる未来を夢見ています。


がんばれ、ヤマトヤシキ!!!!!


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