南紀白浜の高級宿「ホテル川久」宿泊記その2は、全室スイートの客室のご紹介です。
アプローチ
まずは客室までのアプローチから。
客室階のエレベーターホールも豪華仕様で、エレベーターホールと客室に至る廊下を隔てるアーチの内側には大理石がふんだんに用いられています。
ロビーに大理石を用いるホテルはよくありますが、客室階に最高峰の素材を使用するケースはそう多くない印象です。
客室に続く廊下には中国段通という手織り絨毯が惜しみなく使用されています。
やはり川久の絢爛さは抜かりない。
キーも重厚感ある特注のリアルレザーのキーホルダーとともに。
これが見た目に違わぬ重さ。笑
年季は入って見えたので、開業時から使われているのでしょうか。
客室
客室に入ると目に入るのがこのリビング!
田辺湾を一望できる大きな窓が印象的です。
リビングを窓側から見た様子。
ソファは年季が入っていてへたって見えますが、目立ったシミなどは見られずメンテナンスは行き届いているようす。
ベッドルームは念入りにリノベーションがなされていて、清潔感あるシンプルなインテリアで纏められています。
これが客室からの眺望です!
ボーッと眺めていたくなるリゾートホテルならではの景色。
※音が流れます。ご注意ください。
動画で客室内からの眺望をご覧ください。
超巨大な三面鏡を備えた洗面所。
91年築のホテルにしては珍しくダブルシンクの洗面台が用意されています。
ただチェアのチープさが際立って目立ってしまっています………
シンクも八角形の特注品!!
ただ水を流すとやや流れが悪いようでした。
水場はやはり経年劣化の流れに抗えず……ですかね。
総括
全室スイート、天井高も確保されていて上質な空間。
経年劣化が著しい箇所はリノベーションが施されてはいるものの、やはり水場については「30年選手」を隠しきれていないようす。あとインテリアもバブル期前後の流行そのままで現代の設計デザインとの乖離もみられます。
またラグジュアリーホテルに引けを取らない立派なハードとは相反して、客室案内のベルスタッフがいないなどソフト面のサービスはやや劣る部分もみられます。
相当費用を投ずることにはなると思いますが、水場を含めた全面リノベーションの実現、そしてソフト面の強化が実現すれば、より高単価を狙っていけるのではないかと思います。ただ、マーケティングの専門家の端くれとして、白浜でどこまでの高単価が支持されるかどうかという与件の部分については、きわめて念入りなリサーチが必要だということは申し添える必要があります。具体的に申せば、今でこそ、コロナ禍のため大都市付近のリゾート地での高額消費は増加していますが、ポストコロナで観光動向がどう変化するのか、きちんと注視せねばなりません。
白浜といえばナギサビール!!
近くのスーパーで調達し、夕食のあとほぼ私ひとりで頂きましたが、飲み口爽やかで美味しかったです。
特に「みかんエール」はオレンジ果汁たっぷりでフルーティーでした!
(つづく)
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