1995年1月17日。

神戸の市街地ほぼ全てを襲った阪神・淡路大震災。

あの日からちょうど1万日を迎えた今日2022年6月4日。神戸の街はこの1万日でどう立ち直り、また、どう変貌しているのか、ぶらり散策してきました。

先ずは神戸の中心・三宮の今日のようすをご覧頂きます。


賑わう三宮センター街

神戸で最大の活気があるのがご覧の「三宮センター街」です。

ただ、ここも震災当時はアーケードが激震に耐えきれず、アーケードが落下。復興の中で新たに近代的なアーケードが架けられました。


神戸阪急はリモデル真っ最中!

神戸阪急の前身であるそごう神戸店は94年には1,300億円を売り上げる一番店でしたが、震災で建物の一部分が解体された影響もありその後は苦戦、H2Oへの売却、そして2019年に阪急へのブランドチェンジを経て今に至ります。目下27年ぶりの大改装が進行中。


キャッチーなコピーをスローガンに進めるリモデルで神戸阪急としては新たに〈セリーヌ〉〈ボッデガ・ヴェネタ〉〈バレンシアガ〉〈ロエベ〉のラグジュアリー4ブランドの導入が決定されています。ただ本館1階のヴィトン・ロレックスなどが相次いで退店しており、その影響は大きいものとみられます。


威光を失った、さんセンタープラザ

続いてさんセンタープラザですが……


2階のエスカレーター前の角地が空き店舗となっていて深刻さを増している状況。


ファッションフロアもせっかくの好立地を生かせず歯抜け状態での営業となっているため苦戦が際立ちます。


阪急西口と直結する角地には長らくタカキュー系のショップが入っていましたがコロナ禍以後は撤退、その後空き店舗状態に。面積は広いですからカフェの出店などが期待されますが……


三宮の新名所・EKIZO神戸三宮

阪急神戸三宮駅に隣接する「EKIZO神戸三宮」は昨年(2021年)グランドオープンし、サンキタ通りに新たな賑わいを創出しました。


サンキタ通り側はオープンテラスが印象的な空間が拡がっていて、〈トゥーストゥース〉のカフェレストランのほかビアホール、エスニック、お好み焼き、カレーうどんなどバラエティに富んだラインナップ。


高架下の路地の雰囲気を残したエリアもあって、オシャレなちょい飲み需要はこちらでしょう。


私の今日の気分はココ!

〈漁師のフレンチあらき〉の名の通り、高知・宿毛の漁師直営レストランでして、海鮮も高知から直送されます。しかもコスパも良いのです!


奥は大根のおでんなのですがフレンチを意識したソースがたっぷりと。

ランチは平日のみなのですが、色々注文してざっと2,000円ちょっと。これは驚きです!


このあと、震災による通電火災で未曾有の大火災となりメディアでも取り上げられた新長田に出向きました。


【つづく】



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