あらこれ憶測が飛び交うトランプ氏の米朝会談中止発言報道。
一方で金正奥氏との会談の機会を楽しみにしているとの発言もある。
ところで、6月12日米朝会談に向けて水面下交渉の進む中、その期限が迫るにつれて北朝鮮の変化に気付く。
金正恩政権の側近によるアメリカ批判と会談中止の可能性の発言とその発信の仕方である。
今までは、金正恩氏による直接の米批判が常套であった。
それが、今回にがぎっては側近の発言が目立つのである。
この現実は、米国との外交交渉のやり方の変化ではないだろうか。
しかし、この手のやり方は、すでにトランプ政権で実現されている手法なのだ。
トランプ氏の楽観的姿勢にたいして側近による「リビア」方式や圧力の継続発言はその証である。
互いの政権内の「役割分担」「連携」という基本的統治手法なのだ。
この北朝鮮政権の変化の狙いは何処にあるのだろうか。
おそらく、トップ同士(トランプ氏と金正恩氏)の無防備な衝突は両国にとって「将来の会談の可能性を遠ざけてしまう」怖れの存在と、国際社会に与える悪印象を考慮した「国益意識」にあると推測する。
したがって、ある種「危機管理」(危機回避)の手法として側近が「悪者」になりトップの「好印象」を保つことで次につなぐための心理、感情操作の意図があるのだ。
だが、この変化は北朝鮮政権の国際意識の現れを意味するもであると思える。
このようなことから、真意は別として、両首脳とも「会談」を望んでいることは確かのように思える。