80’ 抒情派PUNK「ILL BONE」の血と肉と骨 -9ページ目

80’ 抒情派PUNK「ILL BONE」の血と肉と骨

80年代 インディーズ オルタナティブ・ロック ポスト・バンク ニューウェイヴ 昭和文学 映画 音楽 サブカルチャー...
抒情派パンク「ILL BONE」とその前身である「造反医学」の、血となり肉となり骨となった文化・思想・時代背景を読み解く


旋律と詩が同時に出来た曲っていうのは・・・「アメリカ」は詩の方が先かも。まず書いたことが先かも知れない。

寺山修司の本を読んでて、「ネイティブダンサー」っていう馬が出て来てね。競争馬なんだけど、「ドサ回りの踊り子」っていう名前だよ。「ネイティブ」って、普通は「ドサ回りの」って訳さないよ。。「地元の踊り子」なんだけど寺山は「ドサ回りの踊り子」って訳してたからね。超かっこいいと思って。

で、そのあとに、ドサ回りのバーの前に「○○来店!踊り子来店!本日踊ります」みたいなポスターが色褪せてる、って(描写が)あるんだよ。・・・で、「神様は乾いたポスター」が浮かんだ。>



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<カセット「青空」(植民地音楽 wjc01)を出した造反医学は、 リアルと同様<反日思想>を核とした最近では珍しい政治的なバンドの一つと思われる。
 
歌詞はかなり象徴的で、リアルには見られない叙情を湛えている反面、わかりにくい。
 
一連のブリティッシュ・ジャズ・ロックの影響を経てきたと想像される。 しっかりした演奏はなかなか聴き応えがある。

スタジオ・テイクとライヴ・テイクが
ほぼ半々収録されているが、ライヴのヴォーカルが聴きづらいのは惜しい。> 

「ミュージック・マガジン」82年1月号より

「ヴォーカルが聴きづらい」というのは、歌詞をイヤホンで聴き取りした際に、嫌というほどなんと歌ってるのかわからなかったので、素直にうなづける。

が、「歌詞はかなり象徴的で、リアルには見られない叙情を湛えている反面、わかりにくい」って何だ。「わかりにくい」って。

「象徴的で、リアルには見られない叙情を湛えている」っていう評は、歌詞を聞いてわかってるから言ってるんじゃないのか?とつっこみたくなった。

あっ、もしかして、「聞き取りにくくてようわからん」って意味か。・・・結局そこか。/R