ひとつ、またひとつ

積もっていく 思い出

刻まれていく 思い出

  

「こわいの?」  ――――幸福が

            自分の中で一瞬沸いて消えた 

 

無防備に光の中に身を置けない

まだ夜を望んでしまう

こわい」

砂漠にはもう触れない

「こわい」

自由にして

「こわい」

失う前に 壊わしてしまおうか

 

太陽とロトス

長くて短い御伽話