あなたが輝けば
周りが生き生き輝きだす✨

精神保健福祉士で公認心理師の
西村力(ちからメンタル))です。

今日もこちらを訪問下さり
ありがとうございます♪


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今回は

【自分史シリーズ】

season 2ー第3話

(第13話)

お届けします♪



season 1をまだお読みでない方は

ぜひこちらからお読み下さい!

👇 👇 👇

〈season 1ー第1話〉はこちら


前回(第12話)では


急性胆のう炎から

まさかの胆のうがん疑い

胆のう摘出手術


そこへ

妻からの離婚宣告


身体も心もズタズタになり

迎えもなく

一人自宅に退院


などなど


そんな内容を書きました!



まだお読みでない方は

こちらからどうぞ

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〈第12話〉


さて


ドクターストップから

精神科通院、療養生活をスタート


入院中に離婚宣告をした妻でしたが

私は頭の片隅で


「そんなことはないだろう」


そう、たかを括っていました。



療養生活は妻の献身的な支えで

夫婦一丸となって

うつ病から回復したい!



夫婦で共に乗り越える



そういう絵を描いていた私


ところが


その絵は

ズタズタに切り刻まれるのでした



「実家に帰ります」



そう言い残し

娘を連れて自宅を出て行きました



待ってくれ

こんな俺を一人にしないでくれ

置いて行かないでくれ



頼むから…



一緒にいてほしい…



見捨てないで…




そんな思いと同時に私の中には



妻が病気の夫を残して

実家に戻なんてあり得ない!!


この俺を置いて行きやがったな!


妻が支えて当然だろ!



こうした

妻に対する怒りが湧いていました



当時はこの怒りの感情が

前面に出ていて


前述の「悲しみ」には

気づいていませんでした


つまり


「怒り」のさらに奥底には


「悲しみ」


渦巻いていたのです!



ことの始まりは


自分が母親に妻の愚痴を

話していたこと



そこから


手術後、私が寝ている間に

母親と妻の間で会話があり


愚痴を話していたことを

知った妻から離婚宣告


そして


一人ぼっちに…



自分の知らない所で

話が進んでいたことに



私は

母親にまで怒りを感じ


「何てことしてくれたんだ!」


自分の置かれた状況を


人のせい


していたのです…



今、思えば


妻は身体に不調をきたしていたし

私のうつうつとした状態に

巻き込まれる不安を口にしていたなぁ…


妻からしたら


実家に戻ることが娘と妻自身を

守るための苦肉の策だったのかも…


などなど



直接聞いていないので

本当のところは分からないですが


妻なりの理由があったのだと

今なら理解できます。



私は自分の本当の気持ちに気づけず

妻、母親に責任を押し付け

相手のせいにして


「怒り」という感情で


「悲しみ」から傷つく自分を

守っていたのです!




一人残された私は


生活がままならず

母親を頼りに実家に戻ることに…



ここから


ある意味

回復へのスタートと言っても

過言ではない


実家での療養と

通院、カウンセリングの日々が

始まるのでした♪





続く…





ここまで読んで頂き

ありがとうございました♪



まだ、第1話から読んでいない方は

ぜひ、読んで頂きたいので

こちらからどうぞ

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〈season 1ー第1話〉