アラカン世代になると、
飲み会の話題が
「健康」「薬」「老後」
の三本柱になってくるのは、全国共通の風景だと思います。
中でも最近よく盛り上がるのが、
退職金のもらい方 と 年金をいつからもらうか問題。
退職金については、どうやら 一括でもらった方が税金的にお得 らしい、という結論に落ち着きつつあります。
あくまで「らしい」。この“らしい”がアラカンの安心材料です。
で、問題は年金。
このあいだ、どなたかがテレビで言ってました。
「年金受給は人生最後の大博打」
いやほんと、パワーワード。
あれは司会者も苦笑いしてましたが、聞いてる私は「うんうん、わかる…!」と深く頷いてしまいました。
だって、
何歳まで生きるかなんて、神以外わからない。
・ギリギリまで繰り下げて支給額を増やしても、
受け取り始めてすぐ旅立ってしまったら、大赤字。
・逆に繰り上げて早くもらったら、
まさかの大往生で、総額的には目減りしてしまう。
結局のところ、どの受給パターンを選んでも
平均寿命でトントン になるように設計されているらしく、
「そりゃ制度設計した人、頭いいわ…」と妙に感心してしまうわけです。
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■では、私は何歳に賭けるのか?
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うちの家系を見てみると、
どうも 89歳 が一つの目安。
この数字を見て、
「まだまだ行けるか?」
「いや、食べすぎ飲みすぎのツケが…?」
と心の中で何度も会議が開かれます。
生活とのバランスもありますが、
この家系図を信じるなら、
私はできるだけ繰り下げ受給に賭ける派 かもしれません。
しかし最終的には、
『自分は何歳まで生きると思う?』
という、占いでも開運本でも出てこない問いに向き合うしかないわけで。
あなたは、
年金受給の大博打、
何歳に賭けますか?
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今日も人生折返し地点から、未来に向けて小さくベットしながら生きてます。
ゆる〜く考えつつ、お互い賢く、楽しく、長生きしましょうね。
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