つれづれなるままに、シルビア。 -580ページ目
かなり前の話ですが、驚いた出来事がありました。

当時私は確か20代半ばか後半だったと思います。その日も走りに行っていました。
シルバーのR33(タイプM)が来ています。初めて見る顔です。
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走っている訳ではなさそうで、ウロウロしています。

「ああ、暇つぶしにドライブでもしているのか」

あまり気にしてはいませんでしたが、直線の路肩に停めています。
「ジャマくさいなぁ・怒」とは思いましたが、相手が普通の人なら怒鳴り付けるのもおかしな話です。
明らかに走り屋なら注意するのですが。

何回か往復しても停まったまま。故障かなと思い声をかけました。私よりも若い男2人です。

「こんばんは~。どうしました?危ないっすよ」
「ああ、スミマセン。パンクしちゃったみたいで」
「あ、それでタイヤ交換してるんですね」
「イヤ、やり方がよく判らなくて…ジャッキもどこにあるんだか…」
「…………汗」

一応、車載工具のL型レンチを手にしています。
それを使うらしい、という事は判っているようです・苦笑。

「…やります、か?」
「えっ、イイんですか・喜」

ずっとそこに居られても困ります。シルビアからジャッキとクロスレンチを出してきて、チャッチャと換えてしまいました。
クロスレンチを回す度、「おぉ~、慣れてる」とか言ってます。
ナメてんのかな?と一瞬思いましたが、本気なようです。

交換終了後にその若者が、「ありがとうございました、助かりました。あのぉ、これ…」と2千円を申し訳なさそうに差し出します。


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昔の記憶が甦ります。
若かりし頃、真冬に駐車場でドリフトしようと入り込むも新雪。あっという間に亀になってしまい身動きが取れません。山奥なので車もあまり通らず、手を挙げ助けを求めても無視され続けます。
そんな中、一台のRV車が止まってくれました。

「なしたい?」
「埋まっちゃって…」
「あぁ~ガッツリいっちゃってるね・笑」

見た所、10コ位上のお兄さんです。夏はバイクに乗っているそうです。

「お、39Rかぁ。いいタイヤ履いてるね」

なんて言いながら、牽引ロープの使い方も教えてくれました。
無事シルビアが引っ張り出され、丁重にお礼を言った時、そのお兄さんは

「もし誰かが困っているのを見たら、今度はキミが助けてあげるんだよ」

とだけ言って去っていきました。
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「…イヤ、受け取る訳にはいかないよ。もし誰かが困っているのを見たら、今度はキミが助けてあげるんだよ」

あの時のお兄さんと全く同じ台詞、そして何故か急に上目線です・笑。

スカイライン2人組は元気よくお礼を言って帰って行きました。

懐かしい気持ちになると同時に、スカイラインに乗っているのにタイヤ交換も出来ない若者がいた事に驚きました。

最低限、タイヤ交換位は覚えてから走りに行った方がイイと思います。
FC前期に乗る友人がいました。
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私は当時の愛車ブルーバードにマフラーを入れ、不釣り合いな派手なホイールを組み、カーステでソウルをガンガンかけて、自分なりに楽しいカーライフを満喫していました。
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ある日の学食にて
「お前、走りとか興味あるの」
「…う~ん??」
「俺この前○○線(某サーキットの事)ば走ってきたさ」
「…ふ~ん。それどこにあるの。面白いの」

何を言っているのかサッパリです。
何だかスピードを出して走るみたいです。競走もするみたいです。

よく判りません。

当時は運転しているだけで楽しくて(今もですが)、色々な道をドライブしに行きました。
そのノリで、某サーキットにも行ってみました。

「グネグネしてるな~。真っ暗だし」

何だか面白そうな予感がしてきました。
その後も暇があれば通いました。ただ、ほんの少しスピードを上げて往復するだけでしたが、それでも充分楽しかったです。

その内、70スープラやEP71が道端に停まっているのを見掛けました。

「あれは…走り屋かな」

そうしたある日、いつも通りに往復していると、後ろから物凄い勢いでライトが近づいて来ます。

「な、何だ?走り屋か?」

直ぐさまハザードを焚いて譲ります。

「あ!ブルーバード??U12?!」

追いかけます。
追いつく筈も無く、あっという間に見えなくなりました。
が、暫く走ると見えてきました。ゆっくり走っています。

「もしかして…待ってる?」

また凄い勢いでいなくなりました。
停まっていたので勇気を出して話し掛けてみます。

「こんばんは~。走ってるんですか。ブルーバードですか」
「うん、そう。U12」

走り屋なる人種と最初に交わした言葉です。
その先輩の車は同じU12でも後期型SSSアテーサリミテッド。SR20DET・205馬力仕様です。
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私の車とは全く別物です。

何でも、私が現れるのを待っていたそうで、見つけて追いかけて来たそうです。
先輩方でこんなやり取りがあったそうです。

「ブル、マフラー入れないの」
「だから出てないんだって。どこからも」
「イヤあるって。俺ここで見たもん。マフラー入れて走ってるブル。リムが赤いホイール履いてさ」
「…マジで??」

それで待っていたそうです。
マフラーはワンオフ品である事を説明しました。
先輩の車は足回り以外ノーマルです。カヤバラリーショックにSSS-R純正サスで少し車高が上がっていました。
と言いますか、当時は皆こんな感じ、足回りにマフラー程度でしたよね。
今みたいにエンジンに手を入れたりタービンを換えている人はいませんでした。
当然、車高調なんてレース専用の超高級品です。
確か当時は、足回り交換でさえ改造申請が必要だった筈。ノーマルじゃないと車検は一切不可でした。

話の流れで、先輩の横に乗せてもらう事になりました。

「うぉっ!マジでこんなスピード?曲がれないって。だあぁ~コッチは対向車線だってぇ」

別世界です。

ジュースを奢ってもらい、何人かの先輩を紹介してもらいました。

「俺ら大体ここら辺にタマッてるから。青いジャンパー着て車に同じステッカー貼ってるのは皆俺の仲間だから、話し掛けても大丈夫だよ」

そう言って、その先輩は帰りました。

新しい知り合いが出来た事が嬉しくて、それから通いました。
他の先輩方や年の近い人達、そして前にも話した、ハチロクに乗る師匠にも出会いました。

あの時知り合った、私よりも先に某サーキットにいた人で、今でも走っているのは同い年でハチロクに乗っているヤツだけかなぁ。

私を走り屋の世界に引きずり込んだFCの友人も、学校卒業後何ヶ月かで会社を辞め、地元に帰ってしまいました。走る事も辞めてしまいました。

この当時は、まさか自分がシルビアに乗り、憧れのステッカーを貼り、そしてオヤジになっても同じ場所を走っているとは、全く思いもしませんでした。
改造車の舞台は夜。

ひとつ、気になる事がありました。
コーナーレンズをクリアタイプに交換したのですが、HIDライトとの色の違いが気になります。
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ここの電球はノーマルのままでした。
ついでに、ウインカーの電球のオレンジ色も気になります。
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LED球と、クロームコーティングバルブなる物を買いました。
正直、今までこういうドレスアップ系パーツには全く興味がなく、こういう部品があることも知りませんでした・汗。
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今は色々なパーツが売ってますね。
でも…高い。安いタイプを選んだのですが、2つ合わせて4500円の出費です。
暫く店頭で迷いましたが、思い切って購入しました。

早速交換します。
作業自体は何て事ないので、手順については割愛させていただきます。
注意点があるとすれば1つだけ、LED球には「向き」があります。
交換して点かないからといって途方に暮れず、差し込む向きを逆にしてみましょう。きっと点きます。
まあ、2分の1の確率ですが・笑。
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やっぱりイイですね。
高価な買物でしたが、やって良かったです♪