財産になる経験 | つれづれなるままに、シルビア。
昨年末をもって総ちゃんは普通のたかみなちゃんとなり
ジキソーはんが二代目総監督を襲名=総はんになったことはミナサマご存知ですよね。




総はんの初仕事は年越しの歌番組スペシャルでした。




こういう勢揃いの場面でMCのすぐ横にたかみなちゃんがいないのも新鮮。
感動の紅白からほんの少ししか経っていないのですが
これを観てASFも少女たちの新たなスタートを実感いたしました。




鏡開き後のコメントでは ちょっと酔っ払ってグダグダになりかけてましたw

ヲタの間では「総監督しっかりしろwwww」という声もありましたが
それも大きな大きな愛情というか期待を込めての声なのでございます!w


たかみなちゃんはどんなサプライズがあっても急に話を振られても
それまでどんなにチャラけていても顔つきが変わりビシッとシメていました。
それがたかみなちゃんの魅力であり私が尊敬してやまないところです。

しかしながら今まで何度も何度も申し上げております通り
総はんは別にたかみなちゃんのマネをする必要は少しもないと思うのです。
ここぞ!という場面で「う~ん、なんやろ~」と言いつつグダグダになりw
メンもヲタもハラハラドキドキ・・そんな総はんが超絶カワイイし
そんな総監督がいてもイイとASFでは思っています。




「唇にビーマイベイビー」では総はんがセンター!
こういう歌番組でセンターになるのは初めて?




おお!バッチリキマッた!!


歌番組にバラエティ番組にコンサート・・
これから様々な場面で総はんはグループ代表としてのコメントを求められるでしょう。

グダグダになりながらも周りのメンに助けられて何とか乗り切る ー
そういう経験ひとつひとつが彼女の、いやグループ全体の財産となり
たとえ失敗したとしても成長の糧となるのだと思います。


頑張れ!総はん!!




まあ・・どんなに経験を重ねても総はんがコメント上手になることはないでしょうw
グダグダにならずバシッとキメる総はんなんか総はんじゃありませんよねww


という訳でw ASFガレージでございます。

先日は内地でも、なんと九州でも信じられない大雪が降ったようですね。
そういう報道を観て「そったら雪の量でwww」と笑う北海道人もいるようですが
地域的に雪に対して何の備えもなく(水道管の仕様とか除雪体制とかね)
雪に慣れていない方々のところに降るから大変なのだと思います。
私たちだって30℃くらいで「なんまら暑い!死ぬべや!」って言いますよね。

北海道も道東は大変なことになっていたようですが
ASFのある札幌は多少は降りましたがカワイイものでした。


で、何もすることがなく1mmも動かせないイチゴくんなのですが
あまりにもヒマだったのでフェンダーのボルトを緩めて遊んでみることにしましたw

10mmのソケットをカマしラチェットでカチャカチャ・・


「ん?なんかカタくね?」
「ま、とりあえず外れたし別にいっか」


元に戻すためボルトを穴にあてがいラチェットで締め込みます。
何故かスルスルと入っていかずカタい。ま、気のせいでしょうw
「POWWWWEEEEERRRRR!!!」と叫びながら締め続けますww





ヌルッ・・・・・・





!!!!!!






ハイ、ミナサマの予想通りの結果でございますww




このクソボルトがあああ!ふざけんじゃねーぞ!w


ボルトを折ったのなんて何時ぶりでしょうか。
そもそもあまり自分で作業をすることもないASFなのですが
20代の頃、CAのQ'sでプラグ交換をした時に
コイルか何かの取付ボルトを折って以来かもしれません。

あのヌルッという感触は本当にイヤなものですよねww




折れたクソボルトは こんな感じ。
締め込んでいる途中で折れ 穴から少しボルト本体が突出しています。
CAの時は確かそのままほったらかしといたのですがw
あれから何年も経ちました。今回はしっかり直すことにいたします。

ASF情報部が色々と調査を進め(ネット検索ともいいますw)
まずはお金を掛けずに自前の工具等でやれることからトライしてみましょうか。




何はともあれ潤滑でございます。
ASFスーパーレーシングCRC666をボルトの隙間に噴きつけ しばし放置。




ASFスーパーレーシング貫通マイナスドライバーをあてて
ASFスーパーレーシング石頭ハンマーでガンガンブッ叩きボルトに衝撃を加えます。

その衝撃でボルトが緩めばしめたもの
ダメでもボルトに溝が出来れば そこにマイナスドライバーをあてがって回せば・・



ボルトってなまら硬いんですねw 溝なんかつく訳がありませんww




ASFスーパーレーシング工具箱を漁ると 車載工具的プライヤーを見つけました。
といいますか思いっきり車載工具ですよねw

これで突出しているボルトを掴んで回せば・・
ツルンツルン滑ってまったくお話になりませんww


ぬう。もはやこれまで。八方塞がりでございます(早っw)
これ以上は新規に何かを調達しないと何も始まりません。
冬季はギリギリの節約生活を余儀なくされている当社でございますが
清水のステージからダイブして恐竜的なアレを買ってまいりました!




バ ―――――― ンッ !!




トミヨシザウルスではなくw ネジザウルスでございます!!ww


実はこのネジザウルス、ずっと気になっていて欲しかったんですよね。
でも別に使う機会もないし・・と思っていたのですが やってきました使う機会が!w


もう一度たっぷりCRCを噴き しばし待機。
トミヨシザウルスならぬネジザウルス先生で突出しているボルト先端を掴みます。

まずは左=緩める方向に回しますが相変わらずビクともしません。
しかしながら車載工具プライヤーみたいに滑らずガッチリ噛みついています!

次は右=締める方向。グッ・・お?ちょっと回ったんでない今?!

次は左。確かに少し回ってる!右、左、右、左・・だんだん回りが多くなってる!


暴れろ!トミヨシいやw ネジザウルス ―――――― ッ !!




クソボルト摘出完了!!




やったぜ!w


これでダメならほっとこうかと、ツラッと黙ってともちんショップに入庫して
何か指摘されるのを待とうと思っていたのですがw
素晴らしいですネジザウルス先生!いやネジザウルス師匠!

当該ボルトを検証すると ネジ山が削れて総はんイヤw グダグダになっていました。
たぶん前にフェンダーを外して取り付けた時に(ハーネス引き上げングゲット?)
ボルトをナナメに入れて そのまま強引に締め込んでカジッてしまったのでしょうね。
相変わらず素人全開でお恥ずかしい限り、何とも言葉が見つかりませんww




ボルトは抜けましたがネジ山は使いものにならないと思われます。
トミヨ・・ネジザウルス師匠と一緒に こんなものも調達してまいりました。




M6(ピッチ1.0)タップをホルダーにセットするのですが
タップを奥まで入れてしまうとクルンクルン回って使えません。
先っちょの四角部分をちょうどホルダーの取付部分にカマすように固定します。
言っている意味分かります?日本語が不自由で本当にスミマセンw




CRCを噴きながら少し右に回して少し左に戻す。またCRCを噴いて・・
そうやって少しずつ少しずつネジ山を作り(削り)ながら回し込んでいきます。
もっとサクサク回るものだと思っていたのですが結構地味な作業でございますw




同じく運転席側の奥。ココも凄いことになってますねw

何とか10mmコマで回せますが 回しても回しても緩みますが抜けません。
さっきの経験を活かし 一旦締めてまた緩めて、締めて緩めて締めて緩めて・・抜けた!




当該ボルトはネジ山がほとんどなくなっていましたw
辛うじてふた山くらいで噛んでいたようです。なしてこうなったんでしょうねww




で、ココもタップを立てます。

ハンドルはボンネットに干渉して使えませんでしたので
トミ・・ネジザウルス師匠で掴んで右に左に少しずつねじ込みます。
ネジザウルス師匠はタップをガッチリ噛んで空回りなんかしません。スゴすぎ!!




こんなにスゴいとは思いませんでした!




当該2ヶ所のボルトは当たり前田あっちゃんで交換なのですが
せっかくなので見た目を少しばかり変えてみましょうか。




毎度おなじみステンキャップボルトでございますw (M6 - 15mm)

ちゃんとタップが切れているか不安でしたが手でスルスルと入っていきました。




コッチもオッケー。

本当はフランジ付キャップボルトが欲しかったのですが売っていなかったので
なまら面倒ですがイチイチワッシャーとスプリングワッシャーをカマしております。




真ん中の正常なボルトもキャップタイプに交換いたします。




助手席側も!

コッチは今までちょしたことがありませんので何の問題もありませんでした。




まだまだ!ヘッドライト取付ボルトとバッテリーステーのボルトも!




コッチのヘッドライト取付ボルトも!
コアサポートブレースにステーが固定しささっている部分も!!ww




エンジンルームはコンナモンかな?w




まだまだまだまだ!フェンダーの下のボルトも交換しときます!

ジャッキアップポイントのすぐ前に2ヶ所で留まっているのですが
ふたつともイッペンに外したっけ中に入ってた砂利や枯れ葉が落ちてきましたw




ふたつともイッペンに外すとフェンダーがダランと垂れ下がって穴を合わせるのが大変。
ASFスーパーレーシング車載ジャッキでフェンダーを持ち上げつつ固定します。




ココは見えないので普通のフランジ付ボルト(ステン)ね。




反対側。なんも片っぽずつ交換しればいいんですよねw
リヤのブレーキパッド交換と同じような感じでございます(?)




完成 ―――――――――――――― ッ !!!


ウンウン、これでエンジンルームもより一層イイ感じに・・って分かんねえww




雰囲気です!w


クルマの改造なんて自己満足だし機能だけでなく雰囲気も大切ですよね。


というボルト折損事件からのエンジンルームボルト交換レポートでございましたがw
ボルト折れの対処法を調べている時とあるバイク乗りさんのブログにたどり着き
このような文章を目にいたしました。


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これは整備をやる上でプロでもアマでも一度は通る道。
ベテランでさえ、ネジの頭をネジ切らずに腕が上達した人を私は一人も知らない。

ネジ頭をネジ切った人も「失敗した!」と絶望せず
ここからが腕の上達への道と冷静に気長に対処してください。

トルクレンチを使えば規定トルクを教えてくれるので失敗は無いように思うのだが
要所でもない普通のネジを手加減の具合で締め込めなければ整備なんてできない。
体で整備を覚えるのに必要な道です。一度対処できたらそれほど慌てずに済みます。

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ボルトを折った時は「いらんことしなえばいかった・・」と落胆していたのですが
これを読んで「これは経験値アップのチャンス!」と思いました。単純?w

ネジザウルス師匠やタップを調達するのに少しばかりお金も掛かってしまいましたが
ステンボルトも全部で1,000円以上と何気に高かったのですがw
支払った金額よりもずっとずっと価値のある財産=経験を手に入れることができました!

これで今後どこかのボルトを折ってしまっても
途方に暮れることなく むしろ楽しんで復旧作業ができそうですネ。




いずれにいたしましてもw 何事も・・とは言いませんが
経験はその人の考えようで財産となり得ることもあるということだと思います。


ホロ酔い総はん超絶カワイイ!!ww