今シーズン5回目、通算6回の十勝チャレンジにて
ようやく ・・ なんとかかんとか 46秒台で走られるようになりました。
我ながら結構頑張ったんでないかと思っておりますw
十勝を一度でも走ったことのある方であれば分かると思いますが
これでも なまら塩タイムであることに変わりはありませんww
それでも なんとなく “ やり切った感 ” を抱いていました。
スーパーチャージャー仕様の CRZ 師匠のタイムが 46秒フラット。
( 自己ベストではなかったようですが )
今まで まったく相手にならなかったのが ・・ テールはモウすぐソコ!
1,500 cc のエコカーとはいえ 過給器仕様で 200 ps。
そんなマシンと同等のタイムなら ソコソコ上出来だったのではないかと。
とある日の ともちんショップブログ。
CRZ 師匠号の現車セッティングを行うとのこと。
チェックランプ点灯問題を解決するためのセッティングツールを装着し
今回は細かい詰めの作業を実施するようです。
「 ホウホウ、師匠は着々とアップデートしてるなぁ 」
記事を読み進むと ・・ とりあえずツール内蔵吊るしデータで 175 ps。
さらに回せば回すほど点火時期が云々で出力が低下し 平均出力は 155 ps。
この状態で先日の十勝チャレンジは走っていたのだとか。
パワーに勝るマシンと同等に走られたことに自信を持っていたのですが
なんとなんとイチゴくんよりもパワーが出ていなかったという結論。
それにも関わらず コンマ4秒も師匠の方が速かった ・・
現実を知ってガックシ。
私は やっぱり塩ドライビンなのだと再認識させられました。
物事には順序、段階というものがあります。
塩タイムは塩タイムですが それでも昨年の十勝チャレンジスタートから
おおよそ6秒もタイムを削ることができました。
少しずつ少しずつ ・・ 段階を踏んで速くなればイイんですよね。
ちょっと興味深いデータを検証。
これは7月チャレンジ時のピーク値です。
水温油温云々は今回置いておくとして ・・
HKT アタックカウンターのトップスピード表示をご覧くださいませ。
ファステストラップが 50″8。 最高速が 178 km/h。
8月。 見事50秒切りを達成した時。
最高速は 180 km/h。
この前。 ファステストラップ 46″4。 最高速 180 km/h。
7月から8月。 最高速は 2 km/h しか上がっていないのに
ラップタイムは2秒以上短縮しています。
8月から9月。 最高速はまったく同じですが2秒弱短縮。
この3回をみると 最高速の伸びは 2 km/h に留まっていますが
ラップタイム的には 実に4秒以上も削っているという結果。
つまり何が言いたいのかと申しますとw
トップスピードが変わらなくても ( パワーが低くても )
コーナリングスピードを上げることで秒単位のタイムアップは可能であり
イチゴくんの今後の頑張りどころというか第二章の課題というのは
インフィールドセクターのコーナーの処理なのではないか ・・
ということなのです。 分かります??ww
コーナーを制するには日々の努力、練習が大事。
という訳でw 朝練でございます。
あれ? 十勝チャレンジは あくまでテストコースを攻略するための練習であり
メインは朝練でのバイクさんとのバトルであって
サーキットのラップタイムではないのでは??
まあ どっちだってイイですよねソンナモンw
テストコースだってサーキットだって 楽しく走られれば どっちでもイイ。
あくまでメインはヤマの走り屋であるということを ( 卒業しましたがw )
忘れなえば それでイイのではないか ・・ ということでw
下見を終えて スティント①
十勝チャレンジにて タイヤの空気圧は高めがよい印象でした。
冷間 2.0 ⇒ 温間 2.3 辺りを狙ってスタート。
ホームストレートを全開。 ターン2。
あれ? ちょっと挙動がピーキーか。 動きがシャープ過ぎる感じ。
あまり踏めずにクリア。 デグナーもイマイチ ・・
ケメルストレートエンドのインジェクター開弁率は 170% 弱。
オールージュも Gに負けてアウトサイドに逃げていく感じ。
テクニカルセクターもグランプリセクターでも動きが落ち着かず。
グリップ感が極めて乏しい。
「 ダメだ。 怖くて踏めんわ 」
足がカタすぎるのかとも思いましたが
前回セッティングを出した フロント2戻し リヤ3戻しのまま。
空気圧を計ると 2.25。 とりあえず 2.15 に下げてみます。
スティント②
ターン2からデグナー。 そうそう! いつもの この感じ。
ケメルストレートエンドも きっちり開弁率 180% !
オールージュも狙ったラインをきっちりトレースできるし
テクニカルセクターもガンガンアクセルを踏めます。
ウンウン、イイ感じ。 ちっとも怖くないじゃないか!
この前 NHK 神番組にて とうとうミルプラの生歌が披露されましたよね。
ブリブリゆいはんの超絶カワイさを再発見しましたww
えっとw エアは 2.15 が好印象でした。
サーキットでは 2.2 でもヨレてヨレて走られませんでしたが
テストコースでは挙動がピーキー ・・ こういう違いの発見も面白いですね。
本日のテストコースは一般参加マシンが多め。
走行と走行の間隔を開け タイミングを計りつつ走ります。
今日もバイクさんが何台か来ていました。
クルマだと 走りスポットに足繁く通い それなりに改造もしているけども
ちっとも走らない いわゆる 「 語り屋 」 なんてのも存在します。
バイクって生粋の走り好きしか乗らないものだと以前は思っていましたが
どうやらクルマもバイクも同じなんですね。
走る人は何往復も何往復もアグレッシブに走るし
何本か走ってすぐに終わる人もいれば
ずっと走らず地面に寝っ転がってダベッている語り屋 ・・
白いツナギのバイクさんがアグレッシブに走っていました。
何度かスライドしたのですがタイミングが合わず ・・
バイクさんってデグナーを過ぎたところからスタートするんですよね。
ふもとピットまで行って転回して戻ってきたら すでにスタート後。
CBR 師匠とかは下まで一緒に来てくれるのですが ・・
この人は特に私とのバトルは望んでいないのか ハナから眼中にないのか。
クルマ相手だと結構面白がってミナサン走ってくれるんですけどね。
グランプリコース折り返し地点。
黒いツナギの また違うアグレッシブさんとタイミングが合いました!
私が先行スタート! さあ今日も楽しい楽しいバイクさんとのバトル ・・
「 フォォオオオ ―――――― ン !! 」
嗚呼。 最初の長いストレートで思いっきりブチ抜かれましたw
バトルご希望の方はストレートは とりあえず待ってくれるんですけどねぇ。
この人も私など眼中にない、ひとりで走りたいのでしょう。
まあイイヤ。 それでも全開で追いかけます。
もしかしてもしかして追いつくかもしれませんからね。
長い長いやや上りストレートを走り、左コーナー。
③全開から 思ったより少し手前でブレーキング、ターンイン。
インサイドの側溝のフタを左タイヤが踏む音がします。
③レブ近辺まで引っ張り 回り込む右 ⇒ 緩い左。
少し長めのストレートから 回り込んでやや下る左コーナー。
上りストレート。 フケ切りそうだが④に入れると失速。 微妙なところ。
お? ブッチギられたはずのバイクさんがチラチラ見えます!
ストレートに入ると次のコーナーに入るバイクさんが!!
もしかして追いついてる? もうちょい??
回り込む右 ⇒ 緩い左 ⇒ 下りながらの右 ⇒ 度胸一発 復路オールージュ2!
③⇒④、下りながら上る左高速コーナーを息を止めて走ります。
待てコノバイクゴルァアアア ―――――――― ッ !! ww
緩く右に左に曲がりつつのストレート。
またもやバイクさんは遥か先に行ってしまいました。 嗚呼。
長いストレートを終えて左。
コーナー自体は それほどキツくもないのですが
スピードが乗っているので油断は禁物。
何回かオーバースピードでヒヤッとしたことがあります。
ヒヤリハットですw だから思いつきで ( 以下略 ) ww
手前でしっかりブレーキング ⇒ ③ダウンシフト。
上りストレートからキツめの右。 当テストコース最高標高点。
グーッと左高速コーナーがあり、ストレートの後ギャラリー頂上ピット。
ここまでがグランプリコース復路。 最近はコッチの方が好きかも?
ショックを固めにシメて 空気圧は 2.1 くらい。
これが今の私のスキルでのベストセッティングでしょう。
前回の十勝チャレンジにて
タイヤはこじはらない方がタイム的に良いということを発見しました。
学んだことはすぐに応用、朝練にも活用します。
オールージュ進入時 ステアを切り始めるタイミングを若干早めに。
ブレーキングから③ダウンシフト、テクニカルセクター。
早めのステア操作を心掛け アクセルを踏み込み曲がります。
ん? ナイスサウンドが今までと何となく違う??
タコを見ると 6,500 rpm オーバーをキープ。 これは踏めてる!!
リヤタイヤのきしむ感覚がケツに伝わります。
間違いなくコーナリングスピードが上がっている!
ミラボー。 前回まではタイヤを鳴らしつつクリアしていましたが
手前で充分減速し タイヤを鳴らさないようコンパクトにクリア。
パラボリカも同じく派手なアクションは控えて地味にコンパクトに。
グランプリコースの高速コーナーでも
思ったより手前でアクセルオフやブレーキングを使い分け
しっかり減速してステア舵角を抑えつつアクセルを踏んでクリア。
コーナー “ 進入 ” スピードを頑張って上げるのではなく
突っ込みでムリはせず より早くアクセルを開けることに集中し
“ 脱出 ” スピードを上げた方が結果的に速い。
気合を入れてタイヤが鳴くほどコーナーを攻めても
それは ただ単にタイヤをこじはっているから鳴いているだけであって
それが必ずしも速さに繋るとは限らない ・・
今さらかもしれませんがw これは私にとって新しい発見でした。
日も高くなり一般参加マシンが増えてきました。
クリアラップをとるのが困難なくらいトラフィックな時も。
そろそろ走行を終えましょう。
ピットに戻りボンネットを開けてエンジンのクーリング&チェック。
あ、間違ったww
これは偶然拾った誰かのエンジンルーム。
配線整理作業中のショットではなく この状態で走行しているとか!
ゴチャゴチャしているのは すべてよく分からないオカルトグッズ。
磁気とかイオンとか私にはサッパリワカリマセンが
こったらゴミを装着してパワーアップするのなら
レーシングカーはオカルトグッズだらけになると思うのですが ・・
大流行のキャリパーカバー同様 本人が良ければそれでいいのかもしれませんが
これは車両火災の危険性もありそうで恐ろしいですよね。
こったらインチキパーツを宗教的に信じている人がいるというのも
新しい発見でございましたw
キチガイエンジンルームを見た後だと超絶スッキリに見えますねw
本日のピーク値。 コンディションは良好。
本日もテストコース走行ノルマ 200 km をクリア。 走り過ぎだってw
さあ、帰りましょう。
いつものように海辺で休憩。
十勝チャレンジ帰りの雨でドロドロに汚れたイチゴくんを洗います。
アグレッシブなバイクさんには相手にされなかったり ブッチギられたり
私のヘタレ塩ドライビンを再発見させられた朝練でしたが ・・
テストコースを走り始めた頃はバイクさんと勝負など遠い夢の話で
いつも あっという間に見えなくされて終わりでした。
今では なんとか視界の中で追いかけることができたり
相手によってはコチラが見えなくすることも本当に本当に稀にあります。
段階を踏みつつムリをせず 新たに色々なことを発見しながら
運転スキルを向上させていくこともクルマ遊びの楽しみのひとつですよネ。
















