制動力 | つれづれなるままに、シルビア。
少し前 ・・ こんな本を読んでみました。




我らが さしこ先生w の ベストセラー 「 逆転力 」。

インタビュー形式で書かれているということもあるのでしょう。
分かりやすい言葉でスッと頭の中に入ってきます。
どこかの頭の中で整理されていない最低な文章とは全然違いますねw

さしこの強心臓&歪んだテキトーな性格ww のルーツがよく分かり
なまら面白くて ソコソコ (?) ためになる内容でした。
「 ピンチをチャンスに 」 というのは ありきたりな言葉ですが
本当のピンチを経験した人の言葉は重みがありますよね。


「 自分の居場所を変えれば新たな世界が見える 」 というのは
本当に本当にその通りだと思います。
イチサンくんでの走り屋ライフ、某サーキット選手権での走りに
なんとなく行き詰まりみたいなものを感じていたのも事実。
そんな中での ・・ あのアクシデント。
なんだかんだいって あれからもう3年も経つんですねぇ。 早いなぁ。

タービン交換のイチサンから ドノーマル NA のイチゴくんにマシンを変更し
真夜中の選手権を辞め 早朝のテストコースに走る場所を変えました。
忌み嫌っていたサーキットにも通い始めました。

イチサンくんでの走りも楽しかったし
出会った仲間や経験は何物にも変えがたい大切な財産。
その年月があるから今の私があるのだと思います。
ですが ・・ 思い切ってクルマや走る場所を変えたことで
また新たな可能性や楽しみを見つけることができました。

愛するイチサンを廃車にし 心折れて走りを辞めてしまうところでしたが
こうして今なんまら楽しく充実したカーライフを送ることができています。
まさに みんなのカーライフ ですねwww
あの頃よりも知識が増え 運転も少しだけ上手くなったように思います。

あのアクシデントが良かったことだとは決して言えませんが
( 運良く死なずに済んだだけですからねw )
アレがキッカケとなり 私の人生は大きく良い方向に変わりました。
それはやはり根底に 「 クルマが好き 」 という強い気持ちがあったから ・・




これこそ逆転力!!ww




先日の朝練は思いもよらぬウェットコンディションで中止となりました。

十勝チャレンジ前に車高リセッティングによる挙動変化みたいなものを
もう一度しっかり味わっておきたかったのですが ・・ まあショウガナイ。


以前からずっと気になっていた車高は
苦渋の決断で少しだけ上げ おおむねイイ感じでした。
実は あともうひとつだけ気になる箇所があるのです。




リヤブレーキ。 グローバルローターキットを使用し
ノーマルの 260φ から 305φ に大径化しています。

イチサンくんから移植したローターをそのまま使っているのですが
導入したのが なんと 2009年9月!
( 過去記事をご検索くださいませ )
途中シーズンの半分くらい走られなかった時期もありましたが
走行距離にして 45,000 km 無交換!!




パッドは昨年10月に交換した CCRg。

サーキットあと一回分くらいは大丈夫かと思いますが
昔々 SCL で 残りわずかのパッドが走行中に終了してしまい
ピストンが出きってフルードが漏れてしまい
ターン1でブレーキが床までスコーン! という怖い経験をしました。

第二章は万全のコンディションでスタートしたいので
ちょっと迷いましたが交換することにいたしましょう。


5年間使い続けたローターも 特に酷い摩耗は見られませんでしたが
この際ついでなので換えてしまいます。




ともちんショップ経由で注文した 補修用ローター&エンドレスパッド。

ローターは確かホンダオデッセイのリヤ用を使っているとか。
したっけわざわざグローバルにでなく
ホンダディーラーで純正部品を頼んだ方が安いんでないのと思いましたが
ハブ径が日産とホンダで異なるため そのままでは装着できないよう。
( シルビア = 66φ,オデッセイ = 64φ )

ASF にハブ径を拡大加工できる設備があればよいのですが
まあ ・・ 5年とまではいかなくても3年くらいは使えるでしょうし
このくらいは別に構わないですよね。




せっかくなので こんな工具を新たに調達。

T岡田でなくてw T型レンチ、前から欲しかったのです。
ちょこちょこっと回す時とかラチェットだと却って面倒くさい時があり
でもまあラチェットでもいいかとガマンしていましたが
思い切って ( というほどの価格か?w ) 買ってしまいました。
プラグ交換にも重宝しそうですね。


ブレーキピストンキューブ ( でしたっけ? )

今まではラジペンでピストンを戻していましたが
マニアックなミナサマご存知の通り 何分にも私は不器用なものでw
ピストンの溝に上手く引っ掛からず滑ってやりづらかったのです。

このままでは いつかダストブーツば破っちゃうべということで
コレもまた思い切って ( というほどの ・・ 略w ) 購入いたしました。


アストロプロダクツのポイントカードを作り カタログをもらいました。
読んでいるとアレもコレも欲しくなって困っていますww




14 mm のボルトをふたつ外し キャリパーを外します。
ソコソコ固かったのですが ココは難なくクリア。

こうして見ると ・・ 残量はまだまだ余裕があります。
交換時期を早まったか? これで換えちゃうのはモッタイナイ??
まあまあせっかくなのでw 贅沢に交換してしまいましょう!




本日の作業ハイライト。

キャリパーブラケット ( でしたっけ? ) の 17 mm ボルト。
以前右リヤのハブボルトば交換した時もココの固さに苦労しました。
上側はメガネをカマしてプラハンでガンガンと叩き
なんとかかんとか緩めることができたのですが ・・
下側が とにかくなんまら信じられないくらいオニ固い!!

CRC を噴きまくってデカいメガネをカマしハンマーでガンガン ・・
悪戦苦闘数十分。 ようやく緩めることができました。
リフトに上げて立って作業しればチカラも入れやすいんですけどね。




ローターもハブに固着して なかなか外れませんでしたが
石頭ハンマーくたばれ作戦を決行しなくても
ラッキーホールいやw サービスホールボルトネジネジ作戦で外れました。

そういえば ・・ 右側はハブボルト打ち換えで一回外していますが
左側はイチサンから移植以降 一度も外していなかったんですよねぇ。




ローターをブレーキクリーナーでシッカリ脱脂。
あとは 逆転力でなくてw 逆手順でサクサク組みつけ 作業 『 完 』。


ブレーキピストンキューブ&T岡田。

確かにラジペンで こじはるイヤこじるよりも楽チンではありましたが
それほど簡単でもなかったというのが率直な感想です。
まあ ・・ ないよりはあった方がいいのは間違いないし
ダストブーツ破損の危険性も かなり少なくなりましたので
ムダな買物ではなかったと思うことにいたしましょう。


右側は特に難しい箇所もなく あっという間に完了。




これで制動関係の不安要素、心配のタネは解消いたしました。

十勝チャレンジ第二章のスタートが待ち遠しいですネ。