ヘタレ には リハビリ を | つれづれなるままに、シルビア。
とある日の職場。 昼休みから戻ると ・・
ボスが何やらバタバタしていました。

アチコチ電話を架け、非常に忙しそうです !


「 オツカレサマです。 戻りました ・・ が ? 」
「 あ、ああ、アリアケくんね、今トラブ ・・ あ、ゴメン電話 」


・・・ テンパッてますねぇ ・笑


お客さんに届ける荷物にトラブル発生 ! のようです。

何でも、お客さんはネットで注文し、
海外に持っていくため 空港引き渡し を希望。

ここまでは別に普通、よくあることです。

空港引き渡しの場合、そういう専用カウンターに
引き渡し日の "前日に" 届けておかなければイケナイのです。

モチロンそんなこと、お客さんは知りません。
普通に引き取り希望日を配達指定日として入力。

通常ならココでスタッフが気づき、一日前に届けて 一件落着。
でも今回は、スタッフの見落とし&日程がタイト。
普通に出したら絶対間に合いません。


さあ、ドウスル ???


引き渡し空港は大阪、関空です。

問題発覚は 14:30。

翌日中に届けば何とか OK なのですが
いつもの運送会社の回答は NG。 これからじゃムリ、と。

羽田なら沢山便があるんですけどねぇ (>_<)


① 翌々日関空まで行き、手渡し & 日帰り
② お客さんの目的地 ( 海外 ) まで持って行く
③ 何とか関空まで届けられる便を探す


ワタシ的な希望は ② なのですが ・笑
③ を手配しつつ、① も視野に入れておく ・・
という方法を採りました。 残念。


元国営事業は最初からムリ、ネコさんはダメ、
飛脚さんやカンガルーさんも難しい。

ペリカンさん ( まんま ? ・笑 ) に電話。


「 明日中に 関空 なんです。 今から ・・ で 」


「 ・・ ホントっすか !! ありがとうゴザイマス !!! 」


「 アリアケくんっ ! 」
「 ハイ、カシコマリマシタッッ !!! 」


海外に行けないのは残念ですが、
北の玄関口にあるペリカンさんの巣まで
16:00 に持ち込めば OK とのこと。


この時 15:00。


さあ、タイムアタックのスタートです !! ・笑




マシンはモチロン、コレ。

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ではなく ( 笑 )、私の大嫌いな コレ。

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トバす前提ですからね、
社名が入っていない方が何かと ・・・ 苦笑。


荷物を準備し、クラウンに積み、出発。
高速に乗り、アクセルを ググッ と踏み込みます。

1JZ エンジン が スーッ と加速していきます。
流石 2.5 リッター ですね。
NA と言えども侮れません。 速いです。

エンジンはイイ、イイのですが、
私がこのクラウンを嫌いたる所以、それは 足回り。
とにかく フワフワ、フワッフワ なのです。

まるで船を漕いでいるような乗り味。
これを乗り心地がイイなどと言う人の感覚が
私にはどうしても理解できません。


路面は出ていますが、凍結しています。
夏場なら 一時間 あれば充分着くのですが
冬は × 1.5 が所要時間です。
チンタラ走っていては間に合いません。

間に合わなかった場合は関空日帰りです。

せっかく大阪まで行きながら、タコ焼きもお好み焼きも
イカ焼きも食べられないのはクヤシイ。

これは何としても間に合わせなければ。
走り屋なら、ココが勝負ドコロ ( ? ) です。


天候は悪化してきます。
横風が ビュービュー 吹き、車体がグラつきます。

軽くて不安なステアリングをしっかり握り
ライトオン、追い越し車線をひたすら走ります。

メーターがどんどん上昇するのに比例して
右足がプルプル震えます。


「 ・・・ こ、怖えぇぇえ !!!!!!! 」


たった ヒャクウンジュッキロ 程度のスピードで
とんでもない恐怖感を味わいながら
フワッフワ の船を漕ぎ ・・ イヤ、クラウンを走らせます。


後方から赤灯を鳴らしたセーフティーカーが迫ってきました。


「 うおっ !! ヤベエ !!!! 」


ウオォーンとやかましいサイレンを鳴らしながら
セーフティーカーがクラウンの横に並びました。

ここで止められては、関空日帰り確定。

必死に平静を装い、知らんぷり。
タバコに火を点けます。


「 ウウゥゥゥウウゥゥゥ ~~~~~ !!!! 」


セーフティーカーは私の横を通り過ぎ、
凄い勢いで走り去っていきました。
違う用件で急いでおられたようでした ・・・


心臓がバクバク鳴っています。

タバコを吸い終わり、仕切り直し。
時間は 15:30。 微妙なタイムです。


またもやアクセルを ググッ と踏み込み、
右足を プルプル と震わせながら
ひたすら追い越し車線を走ります。

チンタラ走る車に詰まっては、右ウインカー。
避けてもらって、手を挙げて ハザード。
また前に詰まって、右ウインカー。

ひたすら、ひたすら走ります。

スピードはタイシタことナイのですが
とにかく、とにかく怖い。
シルビアで某サーキットを全開アタックするよりも
その何倍ものスリル、恐怖感です。


「 北の玄関口空港 あと ○ km 」


時計に目をやります。 15:45。


「 ヨシッ !! イケるっ !!! ( = =)b! 」



インターを降り、下道を少し走ります。
北の玄関口空港に併設された貨物ターミナル、
ペリカンさんの巣に着いたのが 15:55 でした。

悲しい関空日帰りは何とか免れることができました。

お客さんはこんなことを全く知らず
明後日フツーに荷物を受け取り、海外へ向かうのでしょう。


それでイイのです (^O^)




帰り道、さっき死ぬ思いで走った高速を
チンタラ走りながら会社へ帰りました。

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天候はますます悪化してきました。
こんなコンディションだったら、絶対間に合わなかったでしょう。


帰り道、色々と考えました。


あんなスピードで足がプルプル震えるなんて。

もっとガッツリアクセルを踏んでいたなら
もっと余裕で間に合ったのでは。

こんなことで、シーズン開幕はダイジョウブなのか。

こんなことで、ハチロク軍団と勝負できるのか。




ヘタレな私には、やはりリハビリが必要なようです ・・・ _ノ乙(、ン、)_