こんにちはっす!
最近は初夏の陽気で梅雨入りまでは、一年間で最もツーリングに適したシーズンです。
ライダーのみんなも、休みのツーリング計画を立てるのに余念がないんだろうなぁ〜。
いいなぁ〜。
ってことで、今回は久々に真面目な話でもしようかな www。
最近ニュースにもなったんだが、航空自衛隊のF2戦闘機が、2030年代に更新の時期を迎えるということで、防衛省では新たな次期主力戦闘機(F3)を開発中だそうですねぇ。
そのF3戦闘機の開発なのだが、国際共同開発にしようとしているそうだ。
防衛予算の関係で、独自開発には2〜3兆円もの開発費がかかるといわれるが、戦闘機の純国産戦闘機の開発は悲願だったはずなのに、その開発の予算が足りなくて仕方なく国際共同開発ということになりそうなのだそうな。
共同開発するってことは、自国の技術を他の開発国に提供せねばならず、その情報を開発する各国でちゃんと管理できるのかちょっと心配ではある。
ちなみに、上記のF2を開発する際、日本は機体の独自開発を進めていて、当時まだジェットエンジンを開発できていなかった日本は、アメリカにエンジンのみの提供を要請したのだが、共同開発じゃなきゃエンジンを提供しないっていわれて、無理やり共同開発にさせられてしまったということがあった。
1987年(昭和62年)当時、アメリカ国防総省の調査チームが三菱重工業と三菱電機の工場を査察に訪れ、国産FS-X開発チームの説明を受けたが、その時調査チームの一人は
「日本は新たなゼロファイターを創り出そうとしている」
と漏らし、アメリカを警戒させてしまった。
その結果アメリカには、当時我が国の最先端技術だった炭素系複合材の一体成形やフェイズド・アレイ・レーダーなどの技術を持っていかれてしまい、日本には、ほとんどメリットのない技術しか得られなかったという。
ちなみにアメリカは、それら技術を元にして世界最高の戦闘機といわれたF22ラプターを開発した。
まったくバカにされてる。
ともあれ、F2支援戦闘機は2000年10月から運用が開始され、今年で18年になる。
次期支援戦闘機導入は2030年代だということは、その頃F2は30年選手になっているということなので、開発は急がれる。
現在では、日本もIHIでジェットエンジンの開発をしていて、予算さえあればハードもソフトでも独自開発は可能なのだ。
アメリカも今回は、横槍を入れてくるということもなさそうなのに、お金がないっていう理由で共同開発にならざるを得ない。
それってどうなんだろうか。
莫大な開発費を使って独自技術の流出防止や新規技術の開発、技術者の人材育成、国内関連産業も潤うっていいことずくめなんだがなぁ~。
だって、戦闘機を新規開発するのに関連する企業って、約7000社もあるって以前、田母神俊雄元航空幕僚長が言ってたし、基本的に兵器ってのは純国産が原則なんだよね。
反日野党もモリカケなんていつまでもやってないで、こういう問題をもっと話し合ってほしいな。
防衛予算が膨らんで、福祉の予算が削られるってサヨクのみなさんが言うのなら、戦闘機やイージス艦、戦車などの開発をやめて、安価で最も効果が大きい核兵器でも持ったらどうかって提案してみてよwww。
ってことで今回は、次期支援戦闘機に関するニュースを目にしてちょと考えてしまいました。