タマラさんが年に2回行っている
開田高原での特別研修。
毎回「人としての生き方」について、
あらゆる角度から、感じ、考え、腑に落として
これからを「どう生きるか」自分との対話を重ねていく。
今回のテーマは「愛情」。
行くまではとても興味深くて楽しみな気持ちだった。
が、いざ始まると・・・ずしっと気持ちが重くなってモヤモヤしだして。
自分と向き合うのは、毎回楽ではないのだけれど、それでも、一つ一つクリアして行く感じがあって手応えを感じては進んでいったが、今回はとってもハードルが高い。本当に手探りで進んで行く感じだった。
自分への愛情。
人はまず一番に自分が愛しい。
この「まず一番に自分が愛しい」というベースが
日々の中で「見事にすっ飛んでいる」ということに気づかされる。
見事にすっ飛んでいることに気がつき
そこがあってのすべて、という視座に立つと
驚くほどに穏やかにそのことを把握できる自分に気がついた。
目の前にいる相手の言動に傷ついている。
「この人さえいなければ」と思うような時もある。
「この人から離れたい」と思うような時もある。
結論は、このような思いなのだとしても
自分を愛しいが故に、
その自分が大切に感じている相手の言動に傷ついて、これ以上自分を傷つけたくなくてそう思っているのか。
家族とか親とかパートナーとか、その「立場、役割」と不釣り合いな言動にフォーカスし、腹を立て相手を責めて、そのように思うのか。
自分が愛しい、そんな自分が大切に思う人は愛しい人。
でも、これ以上は無理だ。ならば、最善の方法として「離れる」ことを考える。
というのと
あんなに大切に思って(やって)いたのに、こんなにひどいことを言われてもう我慢できない!
別れてやる!では、同じことを思うにしても、思いの質が全く違う。
そうなんだな、、、と、理解はしたのだけれど
日々に癖づいているものは、なかなか手強い。
「愛情って、一体、なんなんだ!」
その思いがピークに達した時に、カードリーディングをシェアしようと言っていたUKちゃんから声がかかる。
イライラと孤独感と無力感と果てしなさと不安感とで混沌としてるままにカードを引いた。
結果は「ああ、ダメだ」だった。
UKちゃんのリーディングも、「やめたほうがいいと思うけどどう?」が、終いには「やめたほうがいい!」となり、「外の雨も、心の雨も・・・」のカードは、潤いというより水浸しだった。
でもな・・・納得がいかない。
ちょっと待て。私って、こんなに水浸しなの?
この不安な気持ちは何をベースにしているんだろう?
タマラさんが言っていた言葉
「自分は自分を一番愛している」を思い出す。
私は、私のことが愛しいってことを認める。
口角を上げてみた。自分に自分への愛情(エネルギー)を広げていく。
緊張が緩んで開放感を感じる。気持ちがポジティブに変わっていく。
「もう一回、今の気持ちでカードを引かせて」
UKちゃんにもう一回リーディングをお願いした。
私は、この先もっともっと自分への愛しさを増していけるような生き方をしよう。
そして、そんな自分が未来実現したいことを思い浮かべ
愛しい私の思う愛しい人たちを思い浮かべ、一人ずつ、カードを引いた。
カードは、見事に変わった。
それは本当に二人で笑ってしまうほどの変化だった。
UKちゃんに、今、自分が何をどう変えたのかを話した。
「こんなにも変わるんだね」と、二人でカードを見つめた。
自分のポジティブな面を引き出そう。
そう切り替えることで、どれだけの変化が生まれるのか
それを、二人で共有できて本当によかった。
UKちゃんからのアドバイスは
「一人一人と、大切に向き合うこと」だった。納得だった。
ものすごくクリアに、晴れ晴れとした気持ちになった。
自分への愛情がある限り、絶対に「絶望」はない。と思った。
自分への愛情を自覚している限り、
どんなに落ち込んでも、
凹んでも、
傷ついても、
絶望にならない。
あるのは、最後の最後まで「希望と可能性」。