頬を紅潮させるようなエネルギーかと想像していた。
そのエネルギーを受け取ったら、そんな気持ちになるのかなと
想像したりもしていた。
でも、それは本当に静かで・・・
ただただそのエネルギーが体に広がっていくのを感じていた。
「愛って静かなのよ。静かだから、どんなにささやかなことも感じることができる」
頭の中に鏡のような湖面が浮かぶ。
葉っぱから一滴の水滴、湖面に落ちるや否や波紋を広げる。
(静かだからこそ、どんなささやかなものをも感じとることができる)
胸キュン、なんていう言葉が今も使われているのかわからないけれど
誰かを想うとき・・・それは異性に限ったことではなく
大切な誰かを想うとき、胸が・・・心がキリキリと痛むことがある。
「この胸の痛み、、、なんなんでしょうか」
そんなことをタマラさんに聞いたことがある。
「それは、もうそんな風に感じる必要がないっていうことを教えているのよ」
「そうなんですか・・・」
今回、「愛情を知る」エネルギーワークを受けた時、
心のキリキリ痛むところに、それが注がれていくのを感じた。
『風の谷のナウシカ』で、オームの群れに飛ばされて傷つき動かなくなったナウシカを
触手を伸ばしてナウシカの傷口に光を注いで癒していく場面ばある。
それは、まさにそのイメージがぴったりだった。
そこが癒され回復していくと、頭の方へ、そして足の方へと
エネルギーが染み込み広がっていった。
エネルギーが染み込み広がっていった。