私の唇はズボンか? |   REIKO.S「自分らしく生きる」Ⅰ

  REIKO.S「自分らしく生きる」Ⅰ

  私:REIKO が日々の中で感じ思い考え行動した記録
 

年末に痛みを起こし
通い始めた歯科治療も
いよいよ大詰め。

今回は前の患者さんが
なが引いているのか
歯科助手さんも仮のフタを外したり
二人の人の手を感じた。

そして思ったこと。

あの先生は歯科治療という仕事が
大好きなんだなということ。

先生の仕事の丁寧さが
他の人の手が入ったことで
顕著になった。

うすうすは感じていたけれど
この先生、職人だ
そう思った。

笑いそうになったのは
型取りのため柔らかいゴムみたいな
生ぬるいものをくわえさせられて
「噛んでください」
と言われた時だ。

かなりボリュームがあるので
口からはみ出す感じになる。
先生は、私の下唇の両端をつまんで
ぐいっとはみ出した所に被せた。
というか

“履かせた〟

まるでお母さんが
お腹を出した子供の
パジャマのズボンをぐいっと
引き上げるように!

そのことをサラッと几帳面に
ためらいなくやった手際に
安堵している私がいた。

ズボンを直してもらった
子供のように!

やってもらったことと
思い出した記憶、感触。

その紐付けが面白い出来事でした。







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