毎日少しずつ易経を読んでいます。
 

 

「剛健篤実にして輝光(きこう)日に新たなり。」

 
「剛健篤実(ごうけんとくじつ)」は
障害があっても粘り強く、
日々進み、何事も手厚く取り組み、
中味と実質を蓄えること。
 
「輝光(きこう)」とは力強い光。
努力を重ね、日々新たに成長するならば、
圧力や障害があっても、
必ずその光(徳)は輝いて外に漏れ出る
と教えている。
 
『「易経」一日一言』(致知出版社) 竹村亞希子編より
 
その通りですね。
 
日々努力を重ねてまいります。
 
それでは、また。(^_-)

 

本書は、ライフネット生命創業者であり、

元APU学長でもある 出口治明 が、

自身の壮絶な逆境体験をもとに、

「不確実な時代をどう生きるか」

を語った人生論です。

 

特に印象的なのは、72歳で脳出血に倒れ、

右半身麻痺や言語障害を抱えながらも、

「人生は何とでもなる」と前向きに語る点です。

 

本書の中心テーマは、「あきらめる」という言葉の再定義です。

 

一般的には「諦める」は敗北の意味で使われますが、

著者は「明らめる」、つまり現実を冷静に見つめ、

事実を受け入れることだと説明します。

 

例えば、自身が病気で「もう以前のようには歩けない」

と認めたことで、逆に「では今できることは何か」

考えられるようになったと述べています。

 

感情論ではなく、まずファクトを見る姿勢が重要

という考え方です。

 

また、本書では「人生は偶然と運でできている」

と繰り返し語られます。

 

出口氏自身、司法試験に失敗し、日本生命に入社しました。

 

しかしその経験が後の海外勤務や起業につながりました。

 

つまり、当初の「失敗」が後の可能性を開いたのです。

 

そのため著者は、

「迷ったら行く」

「チャンスは二度と来ないかもしれない」

と説きます。

 

安全な道ばかり選ぶのではなく、

小さくても挑戦を続けることが、

人生を豊かにすると語っています。

 

仕事論も非常に現実的です。

 

著者は「完璧を目指すより6割でまず動く」

ことを勧めます。

 

スピードを重視し、試行錯誤を繰り返す方が

生産性は高いという考えです。

 

ライフネット生命創業時も、

既存業界の常識に縛られず、

「ネット専業保険」

という誰も挑戦していなかった分野に

飛び込みました。

 

タイトルの「誰も行ったことのない場所へ行こう」

という言葉は、まさにその実践そのものです。

 

さらに、人間関係についても印象的な指摘があります。

 

著者は「役に立つ人脈など存在しない」と言います。

 

損得でつながる関係は長続きせず、

結局は誠実さと信頼だけが残るという考えです。

 

また、誹謗中傷に対しては真正面から戦うより、

「受け流す技術」が必要

と説きます。

 

SNS時代において非常に実践的な助言です。

 

本書全体を通じて感じるのは、

「逆境は人生の終わりではなく、

新しい始まりになり得る」

というメッセージです。

 

著者は、本・人・旅によって知の力を磨き続けることの

重要性も強調しています。

 

特に若い世代に対して、

「失敗してもよいから挑戦せよ」

と温かく背中を押している点が、

本書の大きな魅力です。

 

不安定な時代だからこそ、

現実を直視し、

自分なりの挑戦を続ける勇気

を与えてくれる一冊だと言えます。

 
ありがとうございます。
 
私の尊敬する出口氏の壮絶な生き方と
その前向きな姿を見習って、
少しでも彼に近づきつつ、
自分自身が幸せと感じられる人生を
歩みたいと思います。
 
それでは、また。(^_-)

毎日少しずつ易経を読んでいます。

 

 

「小人は不仁を恥じず、

不義を畏(おそ)れず、

利を見ざれば勧まず、

威(おど)さざれば懲(こ)りず。」

 

小人は思いやりや慈愛を持たなくとも、

それを恥じず、

悪逆を恐れずに行う。

自分に利益がなければ進んで行動せず、

刑罰を与えられなければ懲りない。

 

小人は自分に利益があれば、

諂(へつら)い、

仮の思いやりも見せる。

悪事を働いても、

恐るべき結果になることを思いもしない。

 

時の状況によって、

誰しも小人になる可能性がある。

肝に銘じたい一文である。

 

『易経一日一言』(致知出版社)竹村亞希子編より

 

その通りですね。

 

思いやりや慈愛の心を持って

人に接していきましょう、

 

それでは、また。(^_-)