本書は、元プロ野球選手・田口壮氏の妻であり、

元TBSアナウンサーでもある田口恵美子氏が、

メジャーリーグ挑戦の裏側を「家族の視点」

から描いた作品です。

 

本書は、華やかなメジャーリーグの世界ではなく、

その裏にある不安、苦労、葛藤、

そして家族の絆をリアルに伝えています。 

 

田口夫妻は渡米にあたり、

「こんなはずじゃなかったと言わない」

という約束をしていました。

 

しかし実際には、想像以上に過酷な日々が待っていました。

 

メジャー契約選手のような安定した立場ではなく、

田口選手はメジャーとマイナーを行き来する

“便利屋”的存在でした。

 

そのため、突然の降格トレード

長距離移動、

劣悪な宿泊環境など、

日本時代には考えられない生活を経験します。

 

例えば、チャーター機ではなく一般航空機で移動し、

深夜に到着して翌日に試合をする

ような日常も描かれています。 

 

特に印象的なのは、田口選手の価値観の変化です。

 

日本では当たり前だった環境がアメリカでは通用せず、

「今日はシャワーのお湯が

途中で水にならなかっただけで嬉しい」

という感覚になっていきます。

 

恵まれた環境を失ったことで、

逆に「野球ができること自体がありがたい」

という原点に立ち返る姿勢が生まれていきました。

 

これは、成功とは環境ではなく、

心の持ち方によって決まる

ことを示しています。 

 

また、本書は「家族の支え」の重要性

も強く描いています。

 

恵美子氏自身も、

慣れない土地での生活、

頻繁な引っ越し、

食事管理、

現地スタッフとの交渉

などに奔走し、

精神的に追い詰められて

パニック障害を患うほどでした。

 

それでも彼女はユーモアを失わず

笑いを交えながら困難を乗り越えていきます。

 

特に、日本食材を求めて何時間も車を走らせたり、

夫のコンディション維持のために

必死で情報収集する場面には、

アスリートを支える家族の覚悟が感じられます。 

 

さらに、本書では日米文化の違い

興味深く描かれています。

 

アメリカでは選手の移籍が極めてビジネスライクであり、

日本のような「情」ではなく、

徹底した実力主義の世界である

ことが分かります。

 

一方で、田口選手はその環境の中でも腐らず、

自分の役割を受け入れ、

チームに必要とされる存在へと

成長していきました。

 

そして最終的にはワールドシリーズ優勝を二度経験

するまでになります。 

 

本書は単なる野球エッセイではありません。

 

海外で挑戦する人間の孤独、

夫婦の信頼、

家族の献身、

そして逆境の中でも前向きに生きる力

を描いた一冊です。

 

華やかな成功の裏には、

地道な努力と支える人々の存在がある

ことを改めて教えてくれる作品です。

 

特に、海外挑戦を考える人や、

家族経営・チーム運営に携わる人にとって、

多くの示唆を与えてくれる内容だと思います。

 
海外で生活をしてきた自分にとっても、
海外で今でも頑張る家族にとっても、
「あるある」の内容で面白いとともに、
これからもこんな気持ちで頑張りたいな
と思う内容です。
 
海外へ挑戦する方へお薦めです。
 
それでは、また。(^_-)
 

EQUINOX MERLOT 2022

優れたメルローのワイン🍷です。


2022年ヴィンテージです。

環境に配慮したワインで、

コーカサス産およびアメリカ産

オーク材の500リットル樽で

24か月熟成されています。


香りは、熟した赤系・黒系果実の風味

が広がります。

サワーチェリー、プラム、

ブラックベリーに加え、

トーストしたオークや

甘いスパイスのニュアンスも

感じられます。


口当たりは非常に辛口で、

アルコール感は高めです。

しっかりとした酸味と、

まろやかなタンニンを備えており、

果実味豊かで熟成感があり、

なめらかな味わいです。


余韻には中程度以上の豊かな果実味が

長く続きます。


お薦めです。


それでは、また。(^_-)


(画像は日経新聞より)

 

Meta Platformsは、AI搭載の眼鏡型端末を

日本で発売します。

 

音声操作で写真撮影や翻訳、音楽再生、レシピ提案

などが可能で、

日本語認識性能も高いと

評価されています。

 

AIが構図やズームを自動調整し、

外国語の翻訳や同時通訳にも対応予定です。

 

LED点灯によるプライバシー配慮や

処方レンズ対応など日常利用を重視しており、

スマホ依存を減らす新しいデバイスとして注目されています。

 

一方、Googleは、Samsung Electronicsと共同で、

AI搭載の眼鏡型端末を2026年秋に発売する

と発表しました。

 

生成AI「Gemini」を活用し、

音声操作による道案内、翻訳、写真撮影や

加工、アプリ操作が可能です。

 

スマホを取り出さずに料理注文もでき、

日常利用を重視しています。

 

眼鏡ブランドとも協業し、

AI眼鏡市場で先行するMeta Platformsの

「レイバン・メタ」

に対抗する狙いです。

 
さて、どちらにしようかな。
 
個人的にはレイバンのメガネが
かっこいいと思います。
 
それでは、また。(^_-)
 
メタのAI眼鏡、撮影は「想定以上」 果物認識しマフィンを提案:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC189050Y6A510C2000000/
 
Google、音声操作のAI眼鏡 今秋投入でメタに対抗:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19CDN0Z10C26A5000000/