毎日少しずつ易経を読んでいます。
「何をもってか位を守る、曰く仁。
何をもってか人を聚(あつ)むる、曰く財。
財を理(おさ)め辞(じ)を正しくし、
民の非をなすを禁ずるを、義という。」
この一文は企業倫理として読める。
第一に、企業は仁愛、
人の役に立とうという意志、
社会貢献の精神をもって、
その地位を守るものである。
次に、利益の追求は企業の義務である。
経済が回っていく企業には人が集まる。
また、経営者は、株主や顧客、従業員と家族、
地域社会、世論に対して営利の責任を負う。
「財を理(おさ)め」とは
理財(りざい)の語源。
公明正大な経営をし、
利益を得て経済を発展させ、
そして明確に伝わる言葉で経営者の意志を示し、
対外的にも透明性を示すことである。
それができて初めて
「民の非をなすを禁ずる」、
すなわち、
利益だけを追求せず、
組織の人間が非合法な過ちを犯さないように、
従業員教育に力をそそぐことができる。
「義」とは守るべき正しい筋道。
倫理教育をするとともに、
非をなす者を見逃さず罰することである。
『易経一日一言』(致知出版社)竹村亞希子編より
企業としては、
第一に、企業は人の役に立つという
社会貢献の精神をもつこと。
次に、利益を追求することで、
従業員と家族、地域社会、更には
顧客や株主に対して責任を負うこと。まさに企業理念そのものですね。
それでは、また。(^_-)
