本書は、整形外科医の立場から、

単に筋肉を伸ばすのではなく、

全身をつなぐ

「筋膜(ファシア)のライン」

に着目して

体を柔らかくする方法を解説した実践書です。

 

著者は、体の硬さや腰・ひざ・股関節などの不調には、

筋肉を包む筋膜のつながりが硬くなっていること

が関係すると考え、

5つの筋膜ラインを連動して伸ばす

「全身連動ストレッチ」

を紹介しています。

 

基本となる動作はわずか2ポーズで、

無理なく続けることを重視しています。

 

ポイントは、痛いところだけを局所的に

伸ばさないことです。

 

例えば腰がつらい場合、

腰だけを強く曲げたり伸ばしたりするのではなく、

体の前側を走る

「フロントライン」や

背面の「バックライン」など、

足から体幹までのつながりを意識して

伸ばします。

 

肩こりや巻き肩、ストレートネック、ひざ痛、

股関節痛、こむら返りなどについても、

それぞれに対応した

「症状別・消痛ストレッチ」

が紹介されています。

 

また、本書が目指すのは、

開脚などの「柔らかさ」そのものではなく、

日常生活を楽にするための柔軟性です。

 

例えば、靴下を履く、床から立ち上がる、

しゃがむ、階段を上り下りする、高い場所に

手を伸ばすといった動作が楽になる

ことを重視しています。

 

特に大切なのは、

「痛いほど伸ばせば効果が高い」

という発想を捨てることです。

 

無理なストレッチはかえって関節などを

傷める可能性があります。

 

体は部分の集合ではなく、

全身がつながって動いている

と理解し、短時間でも正しい動きを継続することが、

年齢を重ねても動きやすい体を保つ秘訣だ

と教えてくれる一冊です。

 
なるほど。
私も腰が痛いですが、腰の周りだけを
伸ばしたりする運動ではなく、
身体全体の運動をするべきなのですね。
 
頑張ってみます。
 
それでは、また。(^_-)