毎日少しずつ易経を読んでいます。
「ほとんど至らんとして、
またいまだ井(せい)に つりいと せず、
その瓶(つるべ)を羸(やぶ)るは、凶なり。」
(水風井)
水風井(すいふうせい)は井戸の性質、
その用い方を説く卦(か)。
そこから組織の人事や管理についての教えを得る
ことができる。
井戸は川や泉と違い、人の手によって築かれる。
水を汲むには管理が必要である。
「井(せい)」という字は古字では「丼」と書く。
真ん中の「ゝ」は井戸の釣瓶(つるべ)である。
立派な井戸があっても、
水を汲み上げる釣瓶が水面に届かないとか、
縄が途中で切れるとか、
瓶(かめ)が壊れるなどしたら、
水は汲み上げられない。
井戸は用をなさず、死活問題になる。
井戸の構造、効用から会社組織を考えるならば、
井戸の底は新鮮な水が湧き出す現場で、
内壁は中間管理職や取締役にあたる。
経営者の役目は全体を把握することである。
深くまで目を行き届かせるためには、
しっかりとした管理体制が必要になる。
人々を養う水は澄んでいるか、
優れた人材が用いられているか、
釣瓶(つるべ)が至らないような怠慢や、
釣瓶を壊すような不正はないか、
常に管理を怠ってはならない。
『易経一日一言』(致知出版社)竹村亞希子編より
人の動きや
働き方を
しっかり管理すべきですね。
それでは、また。(^_-)
