日経新聞の記事から。
大手のドラックストア同志のトップの争いと
中堅ドラッグストアの存亡をかけた資本提携。
ドラックストア業界のM&Aは今が旬ですね。
マツキヨココカラ&カンパニーは、イオン陣営に対抗するため、
地域の中小ドラッグストアを対象にM&Aを再加速しています。
独立志向の企業を取り込むため、第三の受け皿として
「アンドカンパニー」を設立して、
経営陣の維持など柔軟な統合を進める戦略です。
背景には、ツルハホールディングスと
ウエルシアホールディングスの統合による規模拡大があります。
自社の統合成功で培ったノウハウを武器に、
3年の猶予期間で先行して勢力拡大を狙い、
中小企業の争奪戦に挑みます。
スギホールディングスは、買収競争での連敗を受け、
M&A戦略を転換し、子会社化にこだわらず
少額出資から関係構築を進める柔軟路線に移行しました。
セキ薬品との提携では段階的出資から
短期間で子会社化に至り、
シナジー創出の有効性を確認しました。
背景にはツルハホールディングスやアインホールディングスなど
競合の規模拡大があります。
調剤事業強化を軸に「トータルヘルスケア」戦略を掲げ、
将来的な日本調剤買収も視野に勢力拡大を狙います。
物価高や人件費上昇で中堅ドラッグストアの
単独成長は難化しています。
クスリのアオキホールディングスは
提携解消後も既存店不振や粗利低下、
ガバナンス課題を抱え、
独自路線に不透明感があります。
一方、クリエイトSDホールディングスは
立地別の多様な業態で高収益を維持し、
独立を保ちながらM&Aで成長を模索しています。
業界再編が進む中、中堅各社は
戦略の巧拙が生き残りを左右します。

