人生の夢や目標を達成するための
「脳の使い方」
や
「マインドセットの鍛え方」
を解説した書籍です。
この本の主張の核は次の通りです:
成功を阻むのは知識やスキル不足ではなく、マインドセットや習慣にある。
多くの場合、人が目標達成できないのは才能不足ではなく、
脳の古い反応パターンや思い込みに足を引っ張られているからだ
としています。
そこで有効なのが「インナーサイズ(Inner Size)」という考え方。
インナーサイズとは、脳をトレーニングして固定観念・ネガティブ思考・恐怖感などの
“マインドブロック”を解消し、
本来の能力を引き出すための精神的・感情的テクニックの総称です。
成功を妨げる“脳のブレーキ”とその克服
本書では、人間の脳の仕組みを例に出しながら成功を妨げる心理的な障壁と、
それを乗り越える方法を具体的に説明しています。
1. 恐怖・失敗への不安
例えば、
「新しい挑戦をしたいのに怖くて一歩踏み出せない」
といった経験は誰にでもあります。
これは脳がリスク回避を優先し、
現状維持を好む性質(“脳内のゴリラ”のような原始的防衛本能)が
働いているからです。
つまり成功を阻むのは怖さそのものではなく、
その反応の仕組みを理解せずに否定してしまうことです。
本書はこの反応を否定するのではなく、
脳の自然な反応として受け止め、
それをエネルギーに変換する方法を解説しています。
2. ネガティブ思考
「うまくいかなかったら自分はダメだ」
といった考え方は、
脳が過去の失敗や恐れを引きずる習慣によるものです。
著者はこのネガティブ思考をただ排除するのではなく、
脳の思考パターンとして理解し、
セルフトーク(自分との対話)を
意識的に変える練習を勧めています。
3. 習慣化しない行動
目標を立てても続かないことがありますが、
これは脳の“慣れ”機能が変化を脅威として扱っているから。
インナーサイズの訓練を通じて、変化への抵抗感を減らし、
習慣化のメカニズムを理解することが重要だと述べています。
本書の価値と読者への効果
この本は単なる気合いや精神論ではなく、
脳の反応原理と神経可塑性(脳が変わる力)に
基づいた科学的アプローチを基盤にしています。
例えば、
- トップアスリート、NASAの宇宙飛行士、CEOクラスのリーダーたちが実際に取り入れている方法の根拠を紹介
- 失敗に対する恐怖感をパフォーマンスエネルギーに変換する実践例
- 自己評価が低い人が自信を高めるための脳の使い方
など、
誰もが日常生活や仕事で実際に応用できる考え方が
数多く盛り込まれています。
まとめ
『脳と成功の科学』は、
成功や目標達成の鍵を脳のマインドセットに見出し、
科学的な裏付けに基づいたトレーニング法(インナーサイズ)を
提示する一冊です。
知識やスキル不足ではなく、
脳の反応パターンや思い込みを変えることが
本当の成功につながるという視点は、
自己啓発書としてだけでなく、
実践的な行動変容を促す具体的方法として読む価値があります。
そうですよね。
私もネガティブで失敗が怖い人間です。
この本の例を取り入れて、もう少しポジティブになりますね。
それでは、また。(^_-)
