メルカリがサッカーJ1の鹿島アントラーズの運営権を取得する

と発表しました。

日本製鉄から鹿島アントラーズを運営する

鹿島アントラーズ・エフ・シーの発行済み株式の61.6%を

取得します。

取得価格は15億円。

 

鹿島の前身は住友金属工業蹴球団です。

住友金属は1947年の創部から支え、

Jリーグに初年度(1993年)から加盟する為

ブラジルから既に引退していたジーコを

呼びましたね。

私もその時はびっくりしました。

その時以来私は鹿島アントラーズファンです。

 

2012年に新日鉄と経営統合後も

鹿島の筆頭株主を務めてきました。


一方、メルカリ社はフリーマーケットアプリを運営するIT企業です。

2017年から鹿島のスポンサーになっており、

本業との相乗効果が見込めるとして、

鹿島の運営に参入するものと思われます。

鹿島アントラーズ取得により、

メルカリのブランド価値向上や

フリマアプリ「メルカリ」や

スマートフォン決済「メルペイ」

の顧客層を拡大すること

がねらいのようです。

 

重厚長大企業からIT企業への動きは

スポーツ産業でも同じですね。

 

株式取得日は、

公正取引委員会の認可を条件に、

8月30日を予定しています。

 

しかし、メルカリって赤字じゃないの?

上場で資金が潤沢だからと言ってスポーツ球団を

買収するのは今後の運営コストも含めて

リスクがあり過ぎるのでは?

 

もともと鹿島は住友金属工業のチームだったから

茨城県鹿嶋市をホームにしていますが、

メルカリが顧客層の拡大を図るのであれば、

大都市東京に移転ということも検討される

のではないですかね。

 

そうなったら鹿島アントラーズファンとして

ちょっと残念ですね。

 

それでは、また。(^_-)