「POMPEI / ポンペイ」
2014年アメリカ映画
その昔、ローマ帝国がガリアまで侵攻した時、あるケルトの騎馬民族の村を襲い民族全員を殺した。
そこでくしくも生き残ったマイロはやがてローマの奴隷剣闘士へと成長していく。
そして、西暦79年の古代都市ポンペイ。
奴隷戦士マイロは、富裕層の商人の令嬢カッシアと恋仲になる。
しかし、彼女には既に婚約者がいた。
闘技場で次々に武装して入ってくる剣闘士の一段と戦うマイロ。
奮闘の末勝ち残ったマイロ。
ほっとしたところで、ヴェスビオ山が噴煙を上げる。
火の神の怒りだと、コルヴスは自分の部下とマイロの一騎打ちを命じる。
マイロと対峙したコルヴスの部下は、昔マイロの一族を殲滅した仇だった。
復讐に燃え戦うマイロだが、再びヴェスビオ山が煙を上げ、
今度は大地震が起き、闘技場が崩れてしまう。
マイロとコルヴスの部下は底の抜けた闘技場の地下へ落ちてしまう。
マイロは自由を得るためにこの機に乗じて街を去ろうとする。
ヴェスビオ山の噴火と地震、そして火の点いた噴石がポンペイの町に降り注ぐ。
マイロは愛する女性を救うために街に舞い戻る。
マイロは灰に埋もれかけたカッシアを助け、連れて逃げようとする。
火砕流がやってくるのが見える中、二人は馬で逃げる。
しかし火砕流に追い付かれると悟った二人は、馬を逃がし、
キスをしながら火砕流に飲み込まれてしまう。
二人の姿が炭化した所でジ・エンド。
私はポンペイに行ったことがありますが、
なんといっても暑い。
しかし、建物に屋根がなく、日影がない。
(もちろん当時は簡単な屋根はあったでしょうが)
こんなところに火砕流や噴石や灰が降ってきたらひとたまりもないだろうな、と思いました。
そして、子供を抱き抱えてそのまま炭化してしまった親子の姿が・・・。
子供を救おうとした母親の愛情がよく伝わります。
キスをし合う二人の炭化したものはなかったですね。
(もちろんこれはフィクションですからね。)
ポンペイの日常やローマと取引という都市国家の政治や経済の一コマ。
当時のポンペイの人々は特に何をするわけでもなく、普段の生活をしていた。
しかし、ある日、あらゆるものが、ヴェスビオ山の噴火で突然終りを迎えました。
災害によって突然壊れてしまう日常を描く映画では、
「女子供や動物は死なない」といういわゆる「ハリウッド・ルール」は使えません。
そういう意味で自然の猛威のもとでは皆平等なのだと思い知らされる作品でした。
