本日の日経新聞の「日曜に考える」「日本の個性 世界にどう売り込む」
フェラーリをデザインした日本人奥山清行氏とファッションデザイナー森英恵氏のコメントを抜粋
市場構造や消費者意識が大きく変化している。
消費者が「生活に必要」というニーズではなく、「どうしても欲しい」と思うウォンツ(欲求)が購買動機になる商品を作り続けるべき。
満腹の消費者がまだ食べたいと思うものをどう生み出すかが勝負。
ものづくりで世界に勝つには、「想像力」と「ビジョン」が必要。
消費者に欲しいものを聞いても答えが出てこなく、自分が知らない世界を見たいと思っている。
新たな世界観が見える商品ならば消費者は少々高くてもカネを出す。
残念ながら米アップルのiPhone、英ダイソンの羽根のない扇風機等、ヒット商品の多くが海外で生まれている。
目の前にいない未来の消費者が何を求めるようになるのか。
それをいち早くつかんだものが市場の勝者になれる。
「エネルギー」、「交通」、「情報」を軸に新たな革命が起きている。
見えにくい時代だから「社会の趨勢」や「新たな価値観」を視覚化する必要がある。
大企業も中小企業も目指す道は同じ。
自らを客観視し、変革する努力が必要。
「いいものを作っていれば売れる」時代は終わった。
日本のものづくり再生の武器に使えるのは、外国の権威を利用した「黒船効果」。
国際的な見本市に出展して入賞等して、世界で認めてもらえば世界市場と直結して仕事ができる。「黒船効果」は新興国に売り込むのにも極めて有効。
世界で戦う上で日本人の強みは「想像力」。日本人の得意分野。
相手の心情を推し量る能力は世界でもトップ級。文化、風土が生み出した伝統的な強み。
自己中心的ではない客目線のものづくりが求められている。
海外に出て自分を客観視する訓練を積まなければ、日本のものづくりに未来は来ない。
機能競争が飽和し、コモディティー(汎用品)化してしまうと日本企業にとっては厳しい。
労働コストの安さだけの勝負では中国など新興国に勝てない。
ファッションデザイナー森英恵
世界で勝つための戦略。
「社会や時代の波」をいかに自分の味方に付けるか。
戦後の日本はプライドを取り戻したいという国民の悲願があったし、国際的な世論も後押しした。社会的な使命が大きいほど人を動かす力も大きくなる。反発や憤りという感情の中にこそものづくりのヒントがある。
物質的に満たされ、飢餓感が乏しい日本人が世界で勝つのは難しい。
豊かではない新興国や途上国には強烈なエネルギーを持ったクリエーターが目立つ。
かつての日本にもものづくりに「活力」や「熱気」があった。今の日本人はおとなしい。
日本人は『個』という自分の存在意義を強く意識し、今まで以上にうまく打ち出さないと世界で勝つのが難しくなっている。
そのためにはもっと「歴史」や「文化」の勉強が欠かせない。
同じファストファッションでも、
①単に安価なだけの商品と、
②機能的な素材を開発して作った商品では、意味が全く違う。
技術革新を伴う新素材開発には創造性があると考えるべき。
①日本製の上質な素材を使い、
②丁寧で細やかな日本人の手仕事によるものづくりは
「創造性に富み」、「廃れることがない」不朽の価値がある。
ものづくりの核となるクリエーター教育については、政府が国家戦略として積極的に関わるべき。
フランス政府の文化戦略が良い成功例。経済力に比べ文化面でのフランスの存在感は国際的に大きい。
長期的な視点から骨太の政策に取り組むべき。
政府が政策に向き合うか否かで、日本のものづくりの底上げにも大きな差が出てくる。
文化政策は国益に直結する。
日本が抱える難しいテーマはたくさんある。満ち足りた幸福な社会だとはまだいえない。
日本人には、世界に先駆けて様々な問題に取り組むべき宿命がある。
そうした強い使命感が新たな創造のパワーを生み出すのではないか。
私も全くもって同感です。
「想像力」を「使命感」を持って世界の消費者のニーズを把握し、そのニーズに合う商品をつくり、マーケティングしていくことが大切ですね。
しかし、判っちゃいるけどなかなか出来ないのも事実ですが・・・。
ものづくりの人間として、世界を目指して、頑張ります!
ご両名様共ありがとうございます。
フェラーリをデザインした日本人奥山清行氏とファッションデザイナー森英恵氏のコメントを抜粋
市場構造や消費者意識が大きく変化している。
消費者が「生活に必要」というニーズではなく、「どうしても欲しい」と思うウォンツ(欲求)が購買動機になる商品を作り続けるべき。
満腹の消費者がまだ食べたいと思うものをどう生み出すかが勝負。
ものづくりで世界に勝つには、「想像力」と「ビジョン」が必要。
消費者に欲しいものを聞いても答えが出てこなく、自分が知らない世界を見たいと思っている。
新たな世界観が見える商品ならば消費者は少々高くてもカネを出す。
残念ながら米アップルのiPhone、英ダイソンの羽根のない扇風機等、ヒット商品の多くが海外で生まれている。
目の前にいない未来の消費者が何を求めるようになるのか。
それをいち早くつかんだものが市場の勝者になれる。
「エネルギー」、「交通」、「情報」を軸に新たな革命が起きている。
見えにくい時代だから「社会の趨勢」や「新たな価値観」を視覚化する必要がある。
大企業も中小企業も目指す道は同じ。
自らを客観視し、変革する努力が必要。
「いいものを作っていれば売れる」時代は終わった。
日本のものづくり再生の武器に使えるのは、外国の権威を利用した「黒船効果」。
国際的な見本市に出展して入賞等して、世界で認めてもらえば世界市場と直結して仕事ができる。「黒船効果」は新興国に売り込むのにも極めて有効。
世界で戦う上で日本人の強みは「想像力」。日本人の得意分野。
相手の心情を推し量る能力は世界でもトップ級。文化、風土が生み出した伝統的な強み。
自己中心的ではない客目線のものづくりが求められている。
海外に出て自分を客観視する訓練を積まなければ、日本のものづくりに未来は来ない。
機能競争が飽和し、コモディティー(汎用品)化してしまうと日本企業にとっては厳しい。
労働コストの安さだけの勝負では中国など新興国に勝てない。
ファッションデザイナー森英恵
世界で勝つための戦略。
「社会や時代の波」をいかに自分の味方に付けるか。
戦後の日本はプライドを取り戻したいという国民の悲願があったし、国際的な世論も後押しした。社会的な使命が大きいほど人を動かす力も大きくなる。反発や憤りという感情の中にこそものづくりのヒントがある。
物質的に満たされ、飢餓感が乏しい日本人が世界で勝つのは難しい。
豊かではない新興国や途上国には強烈なエネルギーを持ったクリエーターが目立つ。
かつての日本にもものづくりに「活力」や「熱気」があった。今の日本人はおとなしい。
日本人は『個』という自分の存在意義を強く意識し、今まで以上にうまく打ち出さないと世界で勝つのが難しくなっている。
そのためにはもっと「歴史」や「文化」の勉強が欠かせない。
同じファストファッションでも、
①単に安価なだけの商品と、
②機能的な素材を開発して作った商品では、意味が全く違う。
技術革新を伴う新素材開発には創造性があると考えるべき。
①日本製の上質な素材を使い、
②丁寧で細やかな日本人の手仕事によるものづくりは
「創造性に富み」、「廃れることがない」不朽の価値がある。
ものづくりの核となるクリエーター教育については、政府が国家戦略として積極的に関わるべき。
フランス政府の文化戦略が良い成功例。経済力に比べ文化面でのフランスの存在感は国際的に大きい。
長期的な視点から骨太の政策に取り組むべき。
政府が政策に向き合うか否かで、日本のものづくりの底上げにも大きな差が出てくる。
文化政策は国益に直結する。
日本が抱える難しいテーマはたくさんある。満ち足りた幸福な社会だとはまだいえない。
日本人には、世界に先駆けて様々な問題に取り組むべき宿命がある。
そうした強い使命感が新たな創造のパワーを生み出すのではないか。
私も全くもって同感です。
「想像力」を「使命感」を持って世界の消費者のニーズを把握し、そのニーズに合う商品をつくり、マーケティングしていくことが大切ですね。
しかし、判っちゃいるけどなかなか出来ないのも事実ですが・・・。
ものづくりの人間として、世界を目指して、頑張ります!
ご両名様共ありがとうございます。