がん主治医の診察。

呼吸器医にも言われたように、肺炎治療中はがんの治療は中止とのこと。肺炎の治療に半年くらい掛かるかもと言われたがそんなにがん治療を放置して大丈夫なものか?と聞くと、恐らく肺炎の治療にそんなに掛からないのではないか、半年も放置するのはさすがに良くないとのこと。肺炎治療の経過を見ながら再開時期を検討することになった。

薬剤性間質性肺炎の発症確率は5〜10%らしい。
放射線性肺炎を起こす割合は1/100人程度。
術後感染症を起こす確率も高くない。
いずれも引き当ててしまっている私の身体はやはり強くはないということなのだろう。
仕方がない、これがワタシだ。

今後の治療方法については「ベージニオ」と「タモキシフェン」が肺炎原因になっている可能性が完全に排除できない以上、同じ薬剤の再服用はできないとのことだった。可能性としてはベージニオの方が高いが、検査では両薬とも陰性だったことを踏まえて結論は出ない。

✡ベージニオ再開の道は無し。
仮に減薬すれば続けられるかを確認すると、薬剤が原因になっているのは量ではなく身体がアレルギーを起こしているかどうかだからそれはできないとのことだった。TS-1に切り替え予定。

✡タモキシフェンは、可能性は低いがリスクはあるため避けるに越したことはない。治療開始時は閉経前だったのでタモキシフェンを服用しているが、今後は注射薬で閉経後の状態を作り、ホルモン剤の種類を変える方針。

無理に今の薬を再開すればまた間質性肺炎を起こす可能性があり、次はアナフィラキシーのように重度になって命に関わることになる可能性もあると言われた。

追加療法時に散々悩んで(ベージニオかTS-1かで)決めた治療法をここで手放すことになるのは悔しいが、どうしようもない。ゲノムがん解析についても聞いたが、現段階ではTS-1という選択肢があるので不要とのことだった。

📝memo
・前回、基準値ギリギリだった腫瘍マーカーはダウン→誤差の範囲なので様子見
・ベージニオをやめているので貧血の数値が改善傾向
・肺炎は中等度でステロイドの服用量含め、決して軽い状況とは言えない→治療で免疫力も落ちている感染症には重々気を付けるべし