以前の上司と久しぶりに食事をした。
62歳で社長を勇退し今はグループ会社で役員として活躍されているのだが、65歳を前に「やりたいことリスト」を作成中だという。

アプリがあるらしく、やりたいことや行きたい場所の記録に合わせて写真を添付したり費用を記載できるらしい。100項目まで計画出来るようで今は30項目近くまで埋まったとのことだった。内容を見せてもらったが、幅が広くて見ているこちらまでワクワクするものだった。
 
私もがん罹患発覚後に「やりたいことリスト」を作ったことがある。結局15個も出てこなかった。自分の人生の余暇を思う存分に楽しもうと計画している上司を見て「あぁ、リストを作るモチベーションが違うんだな」と気付いた。病気になって作るそれは、どちらかというと「後悔がないようにすること」の意味合いが強い。

私も体調や治療の制限なく、思い切り人生を満喫するためのリストをいつか作ろう!