主治医診察。
最近の強い怠さについて報告するつもりで診察室に入ると、いつものように主治医が「調子はどうですか?」の問いに加えて「怠さが酷いですか?」と聞いてきた。伝えようとしていたことを先に言い当てられ、「え!そうです。相当怠いです。数値に出てますか?」と聞き返した。血液検査の結果、先月は落ち着いていたヘモグロビンがまた下がり危険範囲に入っているらしい。体調について色々話したところ、主治医は予想通り「減薬または休薬」について触れたが、私としては規定量を飲みたい意志を伝えた。「かなり怠さは強いが何とかギリギリ耐えられるので次月の診察まで全量飲みたい」と申し出たところ「いや、数値ももうギリギリだけどね」と返された。

全量vs減薬(休薬)で再発(転移)率がどうなるかの検証結果が無いのであれば、出来れば全量を飲み続けたいと思っていることを説明した。主治医には「無理して全量服用し続けなくても良い。全量飲み続けられる人は少ない薬だし、しんどい思いをしてまで無理に服用して体調を崩して免疫低下して他の病気に掛かったら意味がない。身体が辛いのに飲み続ければ、薬も毒になる」と言われた。うーん、そこまで言われると考えてしまうけれど。

とにかく次月までは鉄剤を飲みながら様子を見ることになった。次回の血液検査でまた貧血状態であれば、恐らく主治医は減薬か休薬の判断をすることになるだろう。飲み始める鉄剤にも副作用があるらしく、吐き気が出るとのことだった。副作用を抑えるための薬を飲んで副作用が出る。吐き気が出たら今度は胃薬を飲む。なんだか薬の無限ループに陥っている気がする。