やっと主治医診察。
「この1週間苦行でした!」と早々に伝え、症状を報告。患部を見せたところ「うん、炎症起こしてるね」とサクッと言われる。そうだとは思っていたけれど、そんな軽く言われても私のここ数日の苦行と釣り合わない。

術後に溜まっている患部の体液に細菌が入り炎症を起こしているのだろうとのことだった(術後感染症)。「溜まってる液体を抜いて痛みが少しでもマシになるなら抜いて欲しい」と要望すると「抜ける状態のものかどうかだなぁ。まぁ一度エコーで診てみよう」ということになった。結果、流動性のある液体だから抜けそうだということになり太い針を刺して抜いてもらった。胸と言うよりは胸の下の部分(切開した下部)に溜まっていた模様。抜くところをエコーでリアルタイムで見ていると、黒い塊がどんどん小さくなりピタッと引っ付いて無くなったのが分かった。(まだ奥側にも溜まっているがそこは抜けないという判断で放置)  先生が「ほら、こんな濁った色でドロドロした感じ」と言って抜いた液体を見せて来たが、茶碗蒸しのようなものが注射の筒に入っていた。え、こんな鮮やかな卵色のドロドロしたものが体内に入っていたの?とドン引く。

とりあえず抗生剤を1日3回1週間服用し、1週間後にまた診察となった。血液検査でもバッチリ炎症反応が出ていた。液体を抜いたものの痛みはまだ変わらず強く、こんなことなら週明けに病院に電話したときに代理の医師が診てくれていたらもっと早く抗生剤を飲み始めて、痛みも早く治まったのではないか?とちょっとばかし腹が立つ。主治医が非常勤というのは得てして不便なことも多い。(私は自分の主治医を信頼しているから良いのだけれど)

まだ痛みも熱もあるが、兎にも角にも抗生剤が効いて早く症状が治まることを願う。

※細菌に感染しないように自分で気を付けられることは何かあるか?と問うと特には無いとのことだった。今回の感染は体内で起きたことであろうと。もしかすると放射線で弱くなっている皮膚に傷が出来てそこから細菌が入り込んだ可能性もゼロではないが、これまで通り感染症や怪我に気を付けて生活しましょうということに落ち着く。