大学時代の留学メンバーとは特別な絆で結ばれている。オーストラリアのメルボルンで各々ホームステイしながら交換留学生として大学に通い、時にフィールドワークとしてセントラルオーストラリアでアボリジニの人達に学んだり、田舎に行ってファームステイをしたり、首都で政治家に会ったりした。

それぞれがあの時の経験に何かしらの影響を受け人生を象っているように思う。私もまた同様だ。

メンバーの一人が留学での経験をきっかけに「世界と農業で繋がりたい」という想いを多角的に形にしつつある。勢力的に動く彼に刺激を受け、私の中でもまた「何者かになりたい」という想いが芽吹いている。