こちらのバイクはバンディット250です。
俺にとっても懐かしいバイクです。
バンディットのキャブレターの持病は有名ですね。
さて、こちらのバイクオーナーは20数年経ちバイクの世界へ戻ってこられました。
大型車両なら最近のバイクで欲しい物もあるそうですが、免許を取得するところからスタートと、時間も無く忙しく働くなかバイクに乗っていない状態から免許取得、車両購入は先も長く現実的ではない。
そんな時に仕事の車でお世話になっている車屋に
「ぱっとツーリングにぐらい行ける状態には仕上げるから、このバンディットに乗ったらどうだ？何年も先に、あの時バイクに乗ってたら良かったと、また同じ後悔をするのか？と後押しがあって、去年このバンディットを購入しました。」
若いころはロードを走る為の技術を学ぶ為にオフロードを走り、ロードレースに憧れたそうです。
しかし、仕事が忙しくなり現実的にサーキットへ行く事もできず、そのままバイクを降りてしまったそうです。
そんなオーナーにとって、このバンディット250は新しバイクライフの始まり。
「実は4ストに乗るのはこれが初めて」
青春時代を2サイクル全盛期に2ストオフロードで駆け回り過ごし、バイクに乗りたい気持ちを押し殺して過ごした20数年・・・
今、またバイク熱に火が付き始まった新しいバイクライフ。
「通勤の数十ｋｍを走るだけで、今日もバイクで走れた！これだけで楽しいんですｗ」
ツーリングにも行かれたようで、昔とは違うバイクライフを少しずつ楽しんでおられるようです。
「昔乗れなかったNSR250に乗りたいのですが部品とかの問題もあるので、自分の中で色々考えそれに近い車両、YZF-R6を大型免許を取得し乗ろうかと思っているのです。」
昔とは少し違う気持ちを持ちながら、先を見つめ考え新しいバイクライフを楽しんではいるのですが少し思う事があったので、
よかったらミニバイクでサーキット走ってみませんか？
誰でも走る事できますよ！
と話すと、少し考え
「そうですね！良ければ是非ともお願いします！！今になって、やっと自分にもそういう気持ちの余裕ができてきたのかなｗ」
と、今後、ミニバイクでのサーキット走行も視野にバイクへの夢を膨らまし帰っていかれました。
どんなに、時間が経とうとも一度見た夢はそうそう諦めれるものではありません。
長い時間が経ってしまっても、きっかけさえあればその夢は叶える事ができるのです。
昔諦めた夢を追いかけ、新しい世界を楽しみながら今オーナーさんは次なるバイクライフへと歩みだしています。