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Vol.262のテーマは、言葉だけでは伝わらないこともある、です。
気功を習得するときには
可能な限り直接、学ぶほうが
シンプルに上達がはやくなります。
独学でブログや本を読むことで、１万時間を積み重ねる場合と
すでに使えている人から学んで、１万時間を積み重ねる場合では
その成長曲線は大きな違いが生まれてくることになります。
気功の伝授はテキストだけで伝わらないところがあります。
最初にマインドデザインのバイブルを読んだときに
ちょっと分からないな、と感じられるところがあったかもしれません。
気功の実践でベースとなる知性は必要ですが
知性となるゲシュタルトを作り上げていくときには
ある意味で人生のパラダイムシフトを起こす必要があります。
一言で言えば、｢ものの見方を変える｣、ということですね。
ビジネス本をたくさん読み込んでも
結果的に人生が変わらない、というのも
これまでと同じ視点で、繰り返し本を読み込んでも
知識が得られることはあっても
その解釈に変化を生み出すことが出来ません。
分かっていたつもりだったけれども
実はそうではなかった、という気付きを得ることが
実践の積み上げのポイントであるとも言えます。
最初は違和感があるかもしれないことでも
理論はあとからついてくるもの。
独学で習うよりも、伝授されて慣れることには
大きなメリットがあります。
言葉で説明されたとしても
その言葉に意味があるのではなく
状況によって意味も変わるところがあります。
例えば、関西に初めてきた人が
｢それほかしといて｣、と言われたときに
意味が分からずに｢ほかん｣しようとしたら
それは捨てておいて、という意味と知って驚いたといった話があります。
そこで知識がないからこそ
自分の知っているもので解釈を埋めようとするから
こうした誤読も生まれてしまうことになります。
とくに抽象度の高い概念を取り扱う時にも
同じように分からないところは
これまでの知識や経験をもとに
空白を埋めようとしてしまいます。
その結果として理想の未来の臨場感に
アクセス出来ていない、というケースもあります。
抽象度の高い技術を取り扱うからこそ
何となくのフィードバックにも手触りを持たせながら
使いこなしていきたいものです。
上手くつかいこなせていない、と感じられるときにこそ
パラダイムシフトに繋がる｢スイッチ｣を
切り替えていくことが大切です！
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