～良い意味で先読みしすぎないで、｢今｣に集中することが心の処方箋～

不安を断ち切る処方箋としては
良い意味で先のことを
考えすぎないことにあると思っています。
 

明日を生きるにはどうしたらよいか？
 

１年後の自分は何をしているのか？
 

10年後の仕事のあり方がどうなるのだろう？
 

良い意味でも悪い意味でも
こうした問いかけが生まれてくるのは
行き当たりばったりになるのではなく
未来のことを考えて
自分はどう向き合っていく必要があるのか、という
抽象思考の進化よって生み出された
賜物だと言えるところがあります。
 

私たちが進化の中で手に入れてきた
抽象思考を積極的に実践している人が
たくさんいる中で
幸せになれる人とそうでない人に分かれるのは何故か！？
 

マインドデザインで向き合っていくうえで
これはとても大切なテーマにもなるところです。
 

時間は未来から現在、過去に流れていると言われても
そこで自分のマインドセットとなるところで
”ありのまま”の自分が見えていないと
外からの情報に振り回されるばかりで
あなたの本来、描いている理想の未来に
フォーカスしていくことは難しいと思っています。
 

｢一番、難しいのは新しいアイデアを受け入れるよりも
古いアイデアから逃れることだ｣
 

そんなケインズの言葉にもあるように
これまでの価値観に基づいて広げている
マインドマップを
いったんたたんでみるという
勇気も試されることになります。
 

あなたの人生を支えてきた
価値観の延長とみることから
未来思考が大切だと認識することで
人生のあり方を頭で考えるから
気持ちを苦しめてしまっていることもあります。
 

こうした状況だからこそ
今のあなたにとって大切なのは
自分がどんな解釈のうえで
目の前の情報を認識しているのか、に行き着きます。
 

不安なときにこそ
未来のことに思いを巡らせるのではなく
その土台を見つめ直すことが
結果的に未来への見通しを
拓いてくれるところもあるでしょう。
 

ピンチをチャンスに変えるという言葉も
足下にある躓きの石を取り除くことによって
得られる未来の可能性があるものだと
受け止めてみるのが良いのかもしれませんね（＾＾）
 

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